
イベントの概要
TDLCは、「都市連携プログラム(CPP)」の選定都市や他の外部関係者との連携のもと、様々なシンポジウム、イベント、セミナーを主催または共催しています。このような場を通じて、世界銀行とTDLCの都市開発アプローチを日本の関係者と共有し、日本の知識と経験を世界の都市開発専門家や実務者に向けて発信しています。
さらに、TDLCは他機関のイベントにも参加するほか、他の国際機関や政府機関とも連携し、教育プログラム向けの研修支援や大学での講義を行っています。
出版物
TDLCは、世界銀行の調査や研究に資する新しい知見の創出に向けて、都市開発に関連したテーマについて様々な調査活動を行なっています。
TDLCの出版物は、都市開発の主要なテーマを幅広く取り扱っていますが、大きく次の3つに分類されます:
都市政策とガバナンス:都市開発や街づくり、再開発の政策や戦略、ガバナンスの枠組、制度的措置。都市開発に関連する環境、社会的包摂性、経済開発など。
インフラとサービス:都市の住民に不可欠な都市型インフラ及び公共サービス。主要テーマは廃棄物管理、公共交通、水供給システム、公共空間など。
先端分野テーマとテクノロジー:近年の技術進歩により、都市開発と関連が深まっている最先端技術と都市開発のテーマについての調査や研究。
▶ 詳しくは「出版物」の一覧ページをご覧ください。
2024年度実績

TDLC は様々な共催イベント、ナレッジ・プロダクツの開発、コミュニケーションを通じた普及活動を通じてパートナーと引き続き協力しました。
ナレッジ・イベント
- ハイレベルの代表団(知事や市長を含む)を招待することで、第12回アジアスマートシティ会議の世界的な認知度を高めました。本会議のTDLCセッションにてヒートアイランドと都市における気候に関する 2 つの世界銀行グローバルレポートを発信。
- 防災グローバルフォーラム2024 で、データ利活用によるレジリエントな都市のデザインに関する教訓を紹介
ナレッジ・プロダクツ
- 「広島の戦後復興に関する報告書」を発行
- 世界銀行の主力レポート「What a Waste 3.0」および「ラテンアメリカおよびカリブ海地域の廃棄物管理レポート」に貢献
- 日本の維持管理(O&M)ベストプラクティスのケーススタディを作成
- 「Local Revitalization Through Community-driven Site-specific Art Festivals: The Case of Echigo-Tsumari, Japan (英語)」を発行