2016年2月3日、メグ・キニア投資紛争解決国際センター(ICSID)事務局長の来日にあたり、ビジネスセミナー「投資紛争解決国際センター(ICSID)の役割と機能」を開催しました。
世界銀行グループの投資紛争解決国際センター (ICSID, International Centre for Settlement of Investment Disputes) は、「国家と他の国家の国民との間の投資紛争の解決に関する条約(ICSID条約)」(1966年10月発効)に基づいて設立されました。ICSIDは投資受入国と外国投資家の間の国際投資紛争の調停および仲裁の手続きを提供する機関で、国際投資協定の多くがICSIDを仲裁機関に指定しています。
セミナーでは冒頭、塚越保祐・世界銀行グループ駐日特別代表の挨拶の後、キニア事務局長がICSIDの役割と機能についてご説明し、参加者の皆様から多くのICSIDに関して多くのご質問をお受けしました。
世界銀行東京事務所では、世界銀行グループの活動や今後の展開、ビジネス機会を始め様々な連携の可能性などをご紹介するビジネスセミナーシリーズを開催しています。ビジネスセミナーの開催情報は世界銀行東京事務所ウェブサイトに掲載する他、メールニュース「世銀ビジネスアップデート」でもご案内しています。詳しくは、世界銀行東京事務所・大森 komori@worldbankgroup.org までご連絡ください。
プログラム
挨拶
塚越保祐 世界銀行グループ駐日特別代表
講演
メグ・キニア 投資紛争解決国際センター(ICSID)事務局長
当日の資料:An Introduction to ICSID (PDF)
スピーカー紹介
カナダ司法省民事裁判部顧問、同事務次官補佐官、カナダ貿易法局顧問(司法省・外務省合同組織)、同上級顧問・局長を経て、2009年6月より現職。ヴァージニア大学で法学修士(LLM)、マギル大学で法学士(LLB)取得。ワシントンDC弁護士会、オンタリオ州弁護士会所属。 |