投資紛争解決国際センター (ICSID, International Centre for Settlement of Investment Disputes) は、「国家と他の国家の国民との間の投資紛争の解決に関する条約」のもとに設立されました。この条約は1965年に署名が開始され、翌1966年に発効しました。
ICSIDは国際投資紛争の調停と仲裁を行う場を提供することで、外国投資の促進に貢献しています。ICSIDの存在は、国家と外国投資家が信頼関係を育む一助となっています。国際投資協定の多くはICSIDを仲裁機関に指定しています。また、紛争解決や外国投資法に関する出版物も発行しています。