気候変動対策のイノベーションを通じてリバブルな都市を推進
気候変動対策のイノベーションを通じてリバブルな都市を推進
世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)は、持続可能な都市インフラ・サービス・グローバル・ソリューション・グループ(GSG)、防災グローバル・ファシリティ(GFDRR)、災害リスク管理と強靭性GSGの協力の下、2024年12月2日から6日にかけて、「都市と気候変動」に関する都市開発実務者向け対話型研修(TDD)を対面で開催します。本TDDには、気候変動に強靭な都市プロジェクトに携わる世界銀行クライアント国7か国の代表団及び世界銀行スタッフの計約32名が参加します。
都市化が進むにつれ、世界の温室効果ガス排出量の70%を占める都市にとって、効果的な気候変動緩和・適応戦略の実施がますます急務となっています。都市は気候変動に関するデータを収集・分析し、中長期的な行動計画を策定し、民間企業や市民と協力して具体的な対策を講じることが求められています。こうした取り組みは、都市レベルだけでなく、近隣レベルや建物レベルでも行われるべきであり、グリーンインフラと自然ベースのソリューションの両方を効果的に活用する必要があります。
本TDDでは、特に気候変動行動計画、気候変動資金、緩和と適応の取り組みを進める官民連携に焦点を当てます。さらに、東京の大丸有地区(大手町、丸の内、有楽町を含む)、福岡の天神地区、キャナルシティ博多で行われている民間主導の取り組みを視察も予定しています。