Skip to Main Navigation
BRIEF 2024年6月18日

住みやすい都市づくりを目指すナレッジハブ:TDLC、活動の振り返りとビジョン策定ワークショップを実施

Image
ミン・ザン(都市・防災・強靭性・土地(URL)グローバルプラクティス ・次期グローバルディレクター)がTDLCのワークショップに参加


世界銀行 東京開発ラーニングセンター(TDLC)は、世界銀行(WB)と日本政府(GOJ)のパートナーシップにより2004年に設立されました。TDLCは、世界銀行の開発途上国での都市プロジェクトの効果を最大化するため、日本および世界のベストプラクティスを文書化し、普及させ、新たな知見を生み出し、実行可能な解決策を共有することを使命としています。当センターは、以下の4つの業務内容、すなわち、テクニカル・ディープ・ダイブ(TDD):都市開発実務者向け対話型研修、融資事業向け技術協力、パートナーシップ&コラボレーション、アウトリーチと普及、を通じて活動しています。

現在のフェーズIV(2021年度~2025年度)の最終実施年度を迎えるにあたり、TDLCでは、活動の振り返りおよびビジョン策定ワークショップを6月5日から6日にかけて行いました。当ワークショップの結果は、ナレッジ受益者にあたる世界銀行のタスクチームリーダーや各国クライアント、またナレッジ供給パートナーにあたる都市連携プログラム参加都市や世界および日本の専門家による評価と合わせてフェーズIVの評価レポートに反映されます。

二日間に渡った当ワークショップには世界銀行とTDLCスタッフ、コンサルタントとアドバイザーが参加し、同プログラムがどの程度、戦略的な日本政府、世界銀行、参加クライアント国の開発の方向性に合致し、プログラムの使命を果たしているかを検証しました。ワークショップでは、TDLCが今後のフェーズVプログラムをデザインし、住みよい都市づくりを推進する世銀グループ内の主要なナレッジハブとして位置づけられるよう、プログラムの成功と課題の分析に基づき、また世銀の「ナレッジバンク」としての方向性を考慮し、参加者間の建設的な意見交換が行われました。

Image
Image
TDLCの活動振り返りとビジョン策定ワークショップの様子