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BRIEF 2024年6月21日

TDLC、パートナー都市と今後のフェーズVプログラムに向けた協議を実施

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広島市との協議


世界銀行 東京開発ラーニングセンター(TDLC)は、世界銀行のプロジェクトや開発途上国の都市開発の課題解決に役立つ日本や世界の知見やベストプラクティスを発信することを使命として活動しています。この使命を果たすため、TDLCは都市連携プログラムのもと、日本の各都市と緊密に協力し、知識活動の設計・実施や参加国への技術支援を行っています。

TDLCでは、プログラム提供の継続的な改善のため、フェーズIVプログラム(2021-2025年度)の最終年度を迎え、アセスメントを実施しています。これは、プログラムがTDLCの使命にどれだけ効果的に貢献できたかを分析し、次期フェーズVプログラムの策定に役立つ知見を収集することを目的としています。

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北九州市との協議

TDLCは、日本の都市が知識共有の要であることを認識し、2024年6月3日から13日にかけて、神戸市、横浜市、富山市、広島市、北九州市、福岡市の担当者と協議しました。各都市は、TDLCとの協力やナレッジ共有イベントへの参加を通じて、国際的な露出やブランディング、プロモーション、地域開発アジェンダの進展、追加的な学習など、様々なメリットを得ていると述べました。また、各都市は、世銀プロジェクトの準備・実施における技術支援や、他国の開発問題への取り組みを支援する機会にも感謝しているとのコメントを頂きました。

フェーズVプログラムでは、ナレッジ・イベントのデザインにおけるより深い関与と共同オーナーシップ、都市構成員(地元企業、学術界、若い世代など)がプログラムに参加し利益を得る機会、ナレッジ共有イベントに参加した国々が得たポジティブな成果の文書化など、TDLCとのより強固なコラボレーションを各都市は想定しています。また、TDLCが今後、世界銀行として「ナレッジ・バンク」へと進化していく方向性と足並みをそろえ、住みやすい都市のためのナレッジ・ハブへと移行していくためにも、これらの協議から収集されたアイデアを活用していきます。

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福岡市との協議