影響を受ける近隣国や人々をサポートするため協議中
ワシントン、2022年2月24日—デイビッド・マルパス世界銀行グループ総裁は本日、以下の声明を発表した。
「世界銀行グループは、ウクライナでの展開の結果、衝撃的な暴力が行使され人命が失われていることに恐怖を覚えています。我々は、長年にわたるウクライナのパートナーであり、この重大な局面においてウクライナの人々と共にあります。
私は本日、今回の事態について理事と話し合い、世界銀行グループ全体での一層の協調のために、世界危機リスク・プラットフォームからの資金動員に着手しました。
ウクライナでの深刻な展開は今後、経済・社会面に長期にわたって悪影響をもたらすでしょう。そのコストを評価するため国際通貨基金(IMF)と緊密に協力しているところです。
先週土曜日にミュンヘンでゼレンスキー・ウクライナ大統領と会談した際、ウクライナや近隣国に対する世界銀行グループの支援とコミットメントは変わらないことを改めて伝えました。
我々はウクライナへの支援を直ちに実行する用意があり、緊急財政支援を含め、様々なオプションの準備を進めています。世界銀行グループは、開発パートナーと協力し、資金・技術面の支援ツールを総動員して緊急対応に当たっていきます。
世界銀行グループはまた、影響を受ける近隣国や人々をサポートするための協議も重ねており、追加支援を行う予定です。」