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プレスリリース2015年12月17日

野村證券がサステナブル・ディベロップメント・ボンドを販売

(共同リリース:世界銀行、 野村證券株式会社)

2015年のサステナブル・ディベロップメント・ボンド(世銀債)を通じた 社会的責任投資への取り組みについて

2015年12月17日 東京ー世界銀行(国際復興開発銀行、ムーディーズ: Aaa、スタンダード&プアーズ:AAA)および野村グ ループは、12月10日より、国内の個人投資家を対象とするサステナブル・デベロップメント・ボンド(世銀 債)の販売を行い、本日払込が完了致しました。今回発行された世銀債は、期間3年のトルコリラ建て 債券(発行額:111.65百万トルコリラ)、期間3年のブラジルレアル建て債券(発行額:134.73百 万ブラジルレアル)、および期間5年のインドルピー建債券(発行額:738.1百万インドルピー)であり、 野村グループが引受・販売を行いました。

本件により、野村グループの2015年における個人投資家を対象とするサステナブル・デベロップメント・ボ ンドの引受・販売総額は円換算で560億円を超え、国内金融機関としてはトップの実績となりました。

サステナブル・ディベロップメント・ボンドは、世界銀行が開発途上国の貧困削減および開発支援のために 取組む、教育・保健・インフラ・行政・農業・環境等の幅広い分野のプロジェクトを支えるために国際資本 市場で発行されています。サステナブル・ディベロップメント・ボンドを通じて、世界銀行が日本の個人投資 家の皆様からお預かりした資金は、開発途上国の持続的発展を目的とする様々なプロジェクトへの融資 案件に活用されています。世界銀行は、開発途上国の極度の貧困を一世代のうちに終わらせることと、 公平性のより一層の推進を通じて、「繁栄の共有」を促進することを使命としています。

野村グループは、リスクに見合ったリターンを生み出すとともに、世界の様々な課題を解決することを目的と した社会的責任投資(SRI)の拡大を促進して参りました。世界銀行のサステナブル・ディベロップメン ト・ボンドの引受・販売においても、投資を通じて社会に貢献したいという投資家の願いと、開発途上国 で推進される様々なプロジェクトの資金需要との橋渡し役を担っています。 世界銀行および野村グループは、サステナブル・ディベロップメント・ボンドという商品を通じて、国内の個人 投資家に開発途上国支援に対する関心を持って頂くとともに、日本におけるSRI市場の更なる拡大、 そして社会貢献度の高いプロジェクトへの資金供給に向けて取り組んで参ります。

世界銀行の有馬良行財務局駐日代表は、以下のように述べています。 「世界銀行が開発途上国で展開するプロジェクトは、経済発展と環境問題の持続可能な両立を目標に しています。対象分野は、保健・教育・水資源・公共交通等、多岐に渡っており、日本の個人投資家の 皆様がこうしたプロジェクトを支えて頂いていることに深く感謝致します。」

また、野村證券の石田輝彦デット・キャピタル・マーケット部長は、以下のように述べています。 「世界銀行のサステナブル・ディベロップメント・ボンドは、すでに日本の債券市場における社会的責任投 資の代表的商品ですが、2015年も多くのお客様にその社会的意義をご理解頂き、またご購入頂いたこ とを嬉しく思います。今後も資金仲介者という証券会社の立場からも開発途上国の持続的発展の一助 になるよう取り組んで参りたいと考えております。」 以 上

世界銀行(正式名称:国際復興開発銀行)について 世界銀行は 1944 年に設立が合意された国際開発金融機関で、現在 188 の加盟国が出資し運営し ています。加盟国の公平で持続可能な経済成長を目指し、地域及び世界規模の経済や環境問題に 効果的に対処していくために、IBRD は中所得国に対し貸出・保証、リスク管理サービスに加え、開発に 関わる様々な分野の専門的な分析・助言サービスを提供しています。世界銀行の目標は、世界全体の 極度の貧困を終結し、すべての人々が共に豊かに暮らせるよう繁栄を共有させることです。世界銀行は 貸出資金を調達するために、60 年以上にわたり国際資本市場で債券(世銀債)を発行しています。詳しくは世界銀行財務局のウェブサイトをご覧ください。

 

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