財務省、女性起業家資金イニシアティブ(We-Fi)、アジア開発銀行 共催
国際労働機関 (ILO) は、2030 年までに、子供、障害者、さらには高齢者を含む 23 億人がケアを必要とするようになると推定しています。 ILO はさらに、労働年齢の成人 6 億 4,700 万人が家族の介護のために労働力から外れており、そのうち 76% が女性であると推定しています。 途上国では、基本的なインフラや公共サービスへのアクセスが限られていること、仕事が過酷であること、毎日必要とされる無給の介護労働への男性の参加の程度が低いことなどから、特に女性に負担がかかっています。
教育や医療分野などでケアの仕事に報酬が支払われている場合でも、依然として過小評価されており、女性労働力の過多、低水準の報酬、劣悪な労働条件、昇進の機会の欠如などの特徴がみられます。 不十分なケアインフラは、男女の不平等を助長し、経済成長を妨げており、女性の経済的エンパワーメントに対する最も大きな障壁のひとつです。
日本政府は、女性起業家資金イニシアティブ(We-Fi)およびアジア開発銀行(ADB)と協力し、ケアエコノミーに焦点を当てた本イベント「ケアエコノミーにおける女性の経済的エンパワーメントを促進する」(Advancing Women’s Economic Empowerment in the Care Economy)を開催します。本イベントでは、ケアサービスの提供者および利用者として、またより回復力のある経済の創造者としての女性起業家の極めて重要な役割について取り上げます。 本イベントでは、先進国と途上国の政府代表、政策立案者、介護専門家、起業家、開発実務家といった多様なステークホルダーの間で、ケアを通じた女性の経済的エンパワーメントの変革の可能性を最大化するための投資と政策改革の促進を検討し、介護労働の必要性が高まる中、女性主導のビジネスの課題と機会、その需要を活用し、男女平等、経済成長、持続可能な開発を大きく前進させることを目指しています。
日時
2024年3月25日(月)午後3時~午後6時(午後6時以降、レセプションあり)
イベント詳細
- 日時: 2024年3月25日(月)午後3時~午後6時(午後6時以降、レセプションあり)
- 開催形式: ハイブリッド(会場参加またはオンライン参加)
- 場所(会場参加の場合): ANAインターコンチネンタル東京 東京都港区赤坂1-12-33(アクセス方法は、下記「関連項目」をご覧ください)
- オンライン参加の場合: 参加登録された皆様に後日、リンクをお送りします
- 言語: 英語(日本語への通訳なし)
- お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森
- komori@worldbankgroup.org