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 イベント

世界銀行モーニングセミナー(第181回)「一次産品市場の見通し 2023年10月版」

2023年11月14日
東京

世界銀行では、主要一次産品46品目の価格データ、市場分析、見通しを作成しており、報告書「一次産品市場の見通し」(Commodity Markets Outlook: CMO)を毎年2回(4月と10月)、「一次産品価格データ(ピンクシート)」(World Bank Commodities Price Data: The Pink Sheet)を毎月第2営業日に発行しています。最新の「一次産品市場の見通し2023年10月版」報告書は、2023年10月30日に発表されました。

同報告書は、世界経済は1970年代と比較して石油価格ショックに対処しやすい状況にあるものの、ロシアのウクライナ侵攻による混乱に加え、中東での紛争が激化すれば、世界の一次産品市場は未知の領域に突入する恐れがある、と指摘しています。

同報告書は、紛争が商品市場に与えうる短期的な影響について暫定的な評価を行っています。その結果、紛争が拡大しなければ、影響は限定的であることがわかりました。世界銀行のベースライン予想では、原油価格は今期の平均で1バレル90ドルになる見通しですが、世界経済の成長鈍化に伴い、来年は平均81ドルまで下落するとみられます。一時産品価格全体は来年4.1%下落すると予想されます。農産物価格は、供給量の増加に伴い来年は下落し、ベースメタルの価格も2024年には5%下落すると予想されます。一時産品価格は2025年には安定するとみられます。

今回のモーニングセミナー(第181回)では、同報告書をとりまとめたヴァレリー・マーサー=ブラックマン世界銀行見通しグループ リードエコノミストとパウロ・アグノルッチ同上級エネルギーエコノミストが、同報告書の主なポイントを日本の皆様に向けてオンラインでご紹介しました。

日時

2023年11月14日(火)午前8時~午前9時(日本時間)

スピーカー

The World Bank
ヴァレリー・マーサー=ブラックマン
世界銀行見通しグループ リードエコノミスト

現職以前は、南アジアに関する政策関連および地域トレンドについての研究に従事していた。近年では、多様化、サービスにおけるFDI生産性、グローバルバリューチェーンに関する論文を発表。経済成長の要因、一次産品輸出国を中心に途上国における投資・財政に関する研究に従事してきた。世界銀行入行前は、アジア開発銀行でマクロエコミストとして、またそれ以前は米州開発銀行のカリブ海地域局に勤務、国際通貨基金ではラテンアメリカに関する業務に従事していた。ペンシルバニア大学で経済学博士号、イエール大学で学士号取得。

The World Bank
 パウロ・アグノルッチ
世界銀行 見通しグループ 上級エネルギーエコノミスト

報告書「一次産品市場の見通し」共同執筆者。エネルギー市場、気候変動、エネルギー補助金、ネットゼロへのトランジッションに関する調査研究に従事。世界銀行入行前は、ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン教授。査読付き学術誌に50本以上の論文を発表してきた。ユニバーシティー・カレッジ・ロンドンで経済学博士号、環境経済学修士号、シエナ大学で経済学学士号を取得。

発表資料

Commodity Markets Outlook "Under the Shadow of Geopolitical Risks"(英語、PDF)

 

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世界銀行モーニングセミナーシリーズ

イベント詳細

  • 日時: 2023年11月14日(火)午前8時~午前9時(日本時間)
  • 開催形式: オンライン(Youtube)※参加登録は必要ありません
  • 言語: 英語(日本語への通訳なし)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森 
  • komori@worldbankgroup.org