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 イベント

世界銀行モーニングセミナー(第155回)「連鎖における価値はどこにあるのか?:プラスチック汚染から抜け出す道」

2022年11月10日
東京

世界銀行は2022年7月、新報告書「連鎖における価値はどこにあるのか?:プラスチック汚染から抜け出す道」(Where is the Value in the Chain?: Pathways out of Plastic Pollution)を発表しました。同報告書は、プラスチック管理の経済・財政的な側面を分析し、プラスチック汚染対策のための総合的なアプローチを構築するための提言を示すとともに、政策決定者がプラスチック汚染管理のために適切な決定を下すことを支援するための示唆を提供しています。

今回のモーニングセミナー(第155回)では、同報告書の執筆チームのメンバーでもあるデルフィーン・アリ世界銀行環境・自然資源・ブルーエコノミーグローバルプラクティス上級環境技術官、ミラゴロス・エイム同環境技術官、グジェゴシュ・ペシュコ同リードエコノミストが、同報告書の主なポイントを日本の皆様に向けてオンラインでご紹介しました。
 

日時

2022年11月10日(木)午前8時~午前9時(日本時間)
 

スピーカー

デルフィーン・アリ
世界銀行 環境・自然資源・ブルーエコノミーグローバルプラクティス 上級環境技術官

固形廃棄物と公害管理分野で、世界銀行と国際金融公社(IFC)で公共セクター向けと民間セクター向けの活動に従事し、世界銀行のプラスチック廃棄物防止に向けたグローバルな取り組みを主導してきた。2017年に現在のユニットに着任してからは、世界銀行とIFCのすべてのセクターを網羅するプラスチック汚染を防止するための総合的なアプローチの確立を主導。本分野で拡大する業務へのアドバイス、新たな調査分析業務の準備も進めている。PROBLUEプログラムの設立チームのメンバーでもあり、同プログラムの海洋汚染に関する取り組みを統括している他、世界銀行自体の海洋プラスティック分野の取り組み、他のイニシアティブや民間企業、国際機関との連携構築にも携わっている。パリ国立高等鉱業学校で地球化学・水門地質学博士号、パリ高等師範学校で地質学・地球科学修士号を取得。

グジェゴシュ・ペシュコ
世界銀行 環境・自然資源・ブルーエコノミーグローバルプラクティス リードエコノミスト

気候変動緩和、プラスティックごみ防止、大気汚染、「世界の富の推移」報告書、持続可能性に関するマクロ経済・財政面についての分析・助言業務を主導している。世界銀行入行前は、欧州復興開発銀行リードエコノミスト、OECD環境金融プログラムマネージャー、クラクフ経済大学教授、ポーランド環境省EU統合局経済ユニット長を歴任。クラクフ環境投資基金理事、民間企業や公共セクターでのコンサルタント、ラジオ・テレビジャーナリスト、路面電車の運転手も務めた。IPCC第3次評価報告書の首席執筆者、IPCC第6次評価報告書の執筆者の一人でもある。クラクフ経済大学で経済学博士号、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで環境経済学修士号、ヤギェウォ大学で政治学・ジャーナリズム学修士号を取得。

ミラゴロス・エイム
世界銀行 環境・自然資源・ブルーエコノミーグローバルプラクティス 環境技術官

公共セクターおよび民間セクターの両方で国際的なプロジェクトの開発に豊富な経験を持つ。世界銀行入行前は、米州開発銀行で、特に水・衛生、廃棄物、観光、エネルギー、都市開発分野におけるプロジェクトを中心に、持続可能性の促進のための環境リスク管理を主導し、制度面での強化にも従事した。米州開発銀行アルゼンチン事務所で技術コンサルタントとして、都市における固形廃棄物、下水処理の改善支援に取り組んだ。それ以前は、鉄鋼産業において、温室効果ガス、廃棄物管理、ライセンス取得必須条件などの環境計画のコンプライアンス管理に従事。教皇庁立アルゼンチンカトリック大学で環境技術学の学位、バルセロナ大学で再生可能エネルギー・省エネ学の修士号を取得。

 

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イベント詳細

  • 日時: 2022年11月10日(木)午前8時~午前9時(日本時間)
  • 開催形態: オンライン(Youtube)
  • 言語: 英語(日本語への通訳なし)
  • お問合せ: Koichi Omori, World Bank Tokyo TEL: 03-3597-6650
  • komori@worldbankgroup.org