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 イベント

コミュニティ主導のビジョンから実践へ-横浜都市デザインスケッチブックの中南米やその他地域での適用-

2022年4月21日

東京

コミュニティ主導のビジョンから実践へ-横浜都市デザインスケッチブックの中南米やその他地域での適用-
  • 世界銀行 包摂的な都市ナレッジサイロブレーカー協力

    活気に満ちて住みやすい都市空間を形成するためには、地域住民がその過程に関わることが重要です。

    横浜市が先駆的な取り組みとして提唱した「横浜都市デザインスケッチブック(YUDS)」は、地域レベルで都市計画に携わるための市民参加型で共創型の手法です。この手法では、横断的なスケッチを用いて、都市に関する市民のビジョンやアイディアを具体的な都市デザインにつなげていきます。YUDSは、コミュニティの都市への関心を醸成し、自治体の様々な制度や事業のプロセスにおいてコミュニティの関わりを高めていくことに寄与するものです。こうした横浜市の経験をもとに、YUDSの手法は2019年から2020年にかけて、パナマのパナマシティとコロンビアのバランキージャという2つの異なる都市環境で試験的に導入され、成功を収めました。

    このたび東京開発ラーニングセンター(TDLC)は、YUDSの手法と途上国に応用する上での教訓をまとめた「横浜都市デザインスケッチブック」を刊行しました。このガイドブックを記念し、イベントを開催しました。過去50年にわたる横浜の都市づくりのあゆみを振り返りながら、YUDSに象徴される市民参加型都市デザインの成果と意義、そして海外への応用可能性について議論しました。また、横断的なスケッチというシンプルかつ強力なツールを使用することで、言語や世代、社会的立場を問わず、コミュニケーションの障壁を乗り越え、参加者間の合意形成を図る方法を紹介しました。
     

    【録画】

    日本語:https://youtu.be/puAOV-AABeU

    英語:https://youtu.be/7hm-rb57BCw

    スペイン語: https://youtu.be/5dZSiHI1ytw

  • セッションの説明

    マイトレイ・ダス

    世界銀行都市・防災・強靭性・土地グローバル・プラクティス  プラクティス・マネージャー

    モデレーター

    葛野美千子

    世界銀行TDLC コンサルタント
     

    開会挨拶

    堀田和宏

    横浜市都市整備局長
     

    プレゼンテーション:横浜都市デザインスケッチブックレポート概要

    野田恒雄

    建築家 AND150株式会社代表取締役(前横浜市都市デザイン専門職)

    モデレーター

    三木はる香

    世界銀行TDLC 業務担当官
     

    ビデオ放映:コロンビア、バランキージャ市でのワークショップの様子

    ノルテ大学(バランキージャ)

    モデレーター

    葛野美千子

    世界銀行TDLC コンサルタント
     

    ビデオメッセージ

    中津秀之

    関東学院大学建築・環境学部准教授
     

    ディスカッション:横浜都市デザインスケッチブックを中南米やその他の地域でいかに適用するか?

    マヌエル・トルーテ

    ラテンアメリカ・カリブ海 建築・デザイン学校 事務局長 (元パナマ市職員)

    リカルド・ビベス・ゲラ

    プエルタ・デ・オロ プレジデント

    佐々木葉

    早稲田大学創造理工学部教授

    ハリス・ E・サナフーヤ

    世界銀行上級防災専門官

    野田恒雄

    建築家 AND150株式会社代表取締役(前横浜市都市デザイン専門職)

    モデレーター

    三木はる香

    世界銀行TDLC 業務担当官

    総評

    新井裕子

    世界銀行都市専門官

    モデレーター

    葛野美千子

    世界銀行TDLC コンサルタント

    閉会挨拶

    ビクター・ムラス

    世界銀行 上級都市専門官 兼 TDLCチームリーダー
     

    ※順不同、敬称略。

イベント詳細

  • 日時: 2022年4月21日(木)午前10時~午前11時30分(日本時間)
  • 形式: オンライン(Zoom)
  • 言語: 英語・スペイン語・日本語(同時通訳あり)
  • お問合せ: 東京開発ラーニングセンター(TDLC)広報担当 
  • tdlc_pr@worldbank.org