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 イベント

世界銀行モーニングセミナー(第108回)「貿易の分配インパクト:実証的イノベーション、分析ツール、政策対応」

2021年6月11日

東京

マルチメディア

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  • 世界銀行は2021年5月19日、新報告書「貿易の分配インパクト:実証的イノベーション、分析ツール、政策対応」(The Distributional Impacts of Trade: Empirical Innovations, Analytical Tools, and Policy Responses)を発表しました。同報告書では、世界貿易は過去30年にわたり経済成長と貧困削減に貢献してきた一方で、貿易利益をさらに幅広く還元することは可能だ、と指摘しています。また同報告書では、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により数年分の貧困削減の歩みが後退したものの、世界が危機からの回復を図るに当たり、貿易利益の国内外でのより広範な還元が重要な役割を果たす可能性がある、と述べています。

    今回のモーニングセミナー(第108回)では、同報告書の共著者でもあるグラディス・ロペスーアセヴェド世界銀行貧困・公平グローバルプラクティス主任エコノミストとマリラ・マリジェフスカ世界銀行貿易・地域統合ユニット上級エコノミストがワシントンよりライブストリーミングで、日本の皆様向けに同報告書の主なポイントをご紹介しました。

    日時

    2021年6月11日(金)午前8時~午前9時(日本時間)

     

    スピーカー

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    グラディス・ロペスーアセヴェド
    世界銀行 貧困・公平グローバルプラクティス 主任エコノミスト兼グルーバルリード

    これまで主に南アジア地域総局、中東・北アフリカ地域総局における貿易、福祉、ジェンダー、紛争、仕事などの分野での分析業務や融資業務に従事してきた。現職以前は、南アジア地域担当チーフエコノミスト室リードエコノミスト、貧困削減・経済管理ネットワーク副総裁室およびラテンアメリカ・カリブ海地域総局上級エコノミストを歴任。労働経済研究所(IZA)リサーチフェロー、メキシコ国立研究システム(SNI)リサーチフェロー。世界銀行入行以前は、メキシコ政府での要職、およびメキシコ自治工科大学(Instituto Tecnológico Autónomo de México)教授。メキシコ自治工科大学で経済学学士号、ヴァージニア大学で経済学博士号を取得。

     

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    マリラ・マリジェフスカ
    世界銀行 貿易・地域統合ユニット 上級エコノミスト

    貿易が貧困・所得分配にもたらす影響を中心に、貿易政策と地域統合に従事。構造的・人口動態的変化、応用一般均衡モデルによる貿易政策に関する分析を専門としている。世界銀行の報告書「中国2030」、「グローバルモニタリング報告」(Global Monitoring Report)、「世界開発ホライズン」(Global Development Horizons)、「世界経済見通し」(Global Economic Prospects)など、世界銀行の主要な報告書や出版物を構成する様々な分析を担当してきた。2020年、世界銀行入行。それ以前は、ポーランドのワルシャワで社会・経済研究センター(Center for Social and Economic Research)リサーチフェローとして、自由貿易協定のフィージビリティ調査、EU貿易政策、非関税障壁、貿易フローのモデル分析に従事した。また、ルーマニア国立銀行のアドバイザーとして、貿易フローの予測を担当していた。イギリスのサセックス大学で経済学博士号および経済学修士号、ワルシャワ大学で経済学修士号を取得。
     

    発表資料

    The Distributional Impacts of Trade(英語、PDF)

     

    関連

    世界銀行モーニングセミナーシリーズ

    YouTubeチャンネル World Bank Group Tokyo Live Stream を開設しました。チャンネル登録をお願いします。

     

     

イベント詳細

  • 日時: 2021年6月11日(金)午前8時~9時(日本時間)
  • 言語: 英語(日本語への通訳なし)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森 TEL: 03-3597-6650
  • komori@worldbankgroup.org