アフリカ大陸自由貿易地域(African Continental Free Trade Area: AfCFTA)協定は、参加国数では世界最大の自由貿易地域を創出し、55カ国13億人の3.4兆米ドル相当の国内総生産(GDP)に達します。 AfCFTAは3000万人を極度の貧困から救う可能性がありますが、その潜在能力を最大限に発揮するには政策改革と貿易円滑化のための措置を実施する必要があります。世界銀行が2020年7月27日に発表した新報告書「アフリカ大陸自由貿易地域:経済・分配効果」(The African Continental Free Trade Area: Economic and Distributional Effects)では、リスクを最小限に抑えながら同協定の潜在的な利益を最大化しうる政策を実施する際にあたって何が求められるのかについて分析しています。各国政府は、アフリカ大陸全体での市場を構築するために貿易コストを削減するための取り組みや、新たな機会を活用するための労働力の準備を強化するための政策が求められます。
今回のモーニングセミナー(第80回)では、同報告書の執筆者の一人であるがイスラエル・オソリオ=ロダルテ世界銀行 貿易・地域統合ユニットエコノミスト(*スピーカーが変更になりました)が、ワシントンより日本の皆様に向けてライブストリーミングで同報告書の主なポイントをご紹介しました。
日時
2020年10月16日(金)午前8時~午前9時(日本時間)
スピーカー
(変更になりました)
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当日の資料:The African Continental Free Trade Area: Economic and Distributional Effects(英語、PDF)
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