世界銀行では、日本人の採用を積極的に行っており、日本人職員が帰国する際に、皆様に世界の開発課題や世界銀行の活動を紹介するセミナーを実施しています。
今回は、荻田聡 上級交通専門官から、世界銀行でのキャリアにご関心をお持ちの皆様を対象に、入行するまでの経験、世銀での業務、将来世銀での勤務を希望される方へのメッセージをご紹介しました。また、日本/世界銀行共同大学院奨学金制度 (JJ/WBGSP)を活用した留学生としての経験や、開発コンサルタント会社を経て世界銀行に入行した経緯、現在の業務経験をもとに、どのような人材が求められているかご説明しました。
スピーカー
荻田聡 上級交通専門官
<略歴>
東京大学工学部卒、東京大学新領域創成科学研究科国際環境協力コース修了。開発コンサルティング企業である株式会社パデコの交通インフラ専門家として東南アジア、南アジア、中東、東欧の計15の途上国にてコンサルティング案件に従事。2009年より日本/世界銀行共同大学院奨学金の支援を得てハーバードケネディースクール公共政策学修士課程に留学し交通経済とインフラファイナンスを専攻。留学中にアジア開発銀行(マニラ)にてインターン。卒業後の2011年に世界銀行に入行。現在は交通&ICTグローバルプラクティスにてブラジルとモザンビークの交通インフラ分野への融資案件や技術協力を担当。
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