世界銀行では、日本人の採用を積極的に行っており、日本人職員が帰国する際に、皆様に世界の開発課題や世界銀行の活動を紹介するセミナーを実施しています。
世界銀行グループでは、2017年2月、世銀の主要業務で日本人職員を採用するための採用ミッションと、日本政府が支援するミッドキャリア(MC)とジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)ポジションの募集を予定しています。今回のキャリアセミナーでは、2011年にミッドキャリアとして入行し、現在はフィリピンの都市開発・都市貧困およびローカルガバナンスのプロジェクト及びミャンマーにて平和構築・社会開発のプロジェクトを担当する渡辺真樹子 東アジア・大洋州地域局 上級社会開発専門官から、現在の業務や、入行までのキャリアについてご紹介いたします。ぜひご参加ください。
スピーカー
神奈川県出身。幼少時代、8年半をメキシコで過ごす。慶応大学法学部政治学科卒。ハーバード大学ケネディスクールにて修士号(公共政策)を取得。専攻は地方分権と紛争。国際協力機構(JICA)、国連東ティモール暫定行政機構(UNTAET),JICAアフガニスタン事務所、世界銀行インドネシア事務所(アチェ)にて主に紛争後の復興開発支援に従事。その後、アジア開発銀行にヤング・プロフェッショナル・プログラムを通して入行。中国および南アジア(インド、ブータン、ネパール、バングラデシュ)の農村開発プロジェクトに従事。2011年に世界銀行南アジア地域局農村開発専門官としてインド事務所に駐在し、インド・アフガニスタンの農村開発や復興開発支援に従事。2013年より東アジア太平洋地域局上級社会開発専門官としてフィリピン事務所に勤務。2017年からアフリカ地域局に異動し、東アフリカの紛争地の復興開発支援事業に従事予定。 |