2015年9月、150を超える加盟国首脳が参加した国連持続可能な開発サミットで「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。このアジェンダは、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、宣言および目標をかかげており、その目標が、ミレニアム開発目標(MDGs)の後継となる「持続可能な開発目標(SDGs)」であります。SDGsは、17の目標と169のターゲットからなり、その中には、水利用の効率の改善、エネルギー効率の改善、消費と生産における資源効率の改善等が含まれています。
EUは2015年12月に「循環経済」に関する政策パッケージを発表し、リサイクルやリユースを促進し、国際競争力の向上、持続可能な経済成長、新規雇用創出等を包括的に目指し、国際的に注目されています。さらに、2016年5月のG7伊勢志摩サミットでも、首脳宣言で資源効率やエネルギー効率の向上に取り組むことが盛り込まれました。これまで、発展途上国でも、世界銀行や国連工業開発機関などの支援により、エネルギー効率や資源効率の向上に向けた協力がさまざまな国で行われてきていますが、SDGsの実現に向けて、資源・エネルギー効率の改善に向けた取り組みが今後さらに進むと考えられます。
本シンポジウムでは、発展途上国におけるエネルギー効率、資源効率の向上、再生可能エネルギーの利用拡大に向けて実施されている取り組みについて、その課題や国際協力のあり方、その効果の測り方などについて議論をおこないます。
皆様のご参加をお待ちしております。
詳細・お申込み
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お申込み締切
2017年1月25日(水)午後5時 (ただし、定員に達した場合、事前に締め切らせていただきます。)
※ 取材のため会場内にメディアのカメラや撮影チームが入る可能性もありますのでご了承ください。
お問合せ
ジェトロ・アジア経済研究所 研究支援部 成果普及課
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