今回のセミナーでは、ジェヒャン・ソ世界銀行信託基金・パートナーシップ(DFPTF)局長の来日を機会として、2012年から行われているモンゴル遠隔地基礎学力向上支援事業をご紹介しました。本プロジェクトは、モンゴル小学校中途退学の子どもが特に多いモンゴル4 県において、特に遠隔地に居住しているために就学前教育を受けることができない子どもたちを対象に、家族と一緒に家庭で学習し、オリジナル教材やおもちゃ図書館サービスの提供を通じて、子供たちが幼児教育や初等教育、更にはそれ以上の学力を身につけることを目指すプロジェクトで、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンがモンゴル政府と連携して実施しています。セミナーでは、モンゴルをテレビ会議で接続し、世界銀行とセーブ・ザ・チルドレンの現地担当者がプロジェクトの概要に加え、準備、計画立案、実施における革新的な側面を紹介した上で、得られた教訓とこれまでの成果を説明しました。また、受益者が、プロジェクトの計画立案と実施に積極的に参加した立場から、プロジェクトによる子どもたちの学力向上の様子を紹介しました。
プログラム
開会挨拶
塚越保祐 世界銀行グループ駐日特別代表
講演
ジェヒャン・ソ 世界銀行信託基金・パートナーシップ(DFPTF)局長
ジェームス・アンダーソン 世界銀行モンゴル担当カントリーマネージャー
チュンガラグ・チュルーン 世界銀行業務担当官
豊田光明 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン・モンゴル事務所 所長
当日の資料:Improving Primary Education Outcomes for the Most Vulnerable Children in Rural Mongolia (PDF)
プロジェクト受益者
質疑応答
※このセミナーは公開用に録画されます。
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