アフリカ開発会議(TICAD)の共催者である世界銀行グループは、今年3月東京で開催されたTICAD関連会合にあたり、TICAD官民円卓会議のご協力を頂き、国際金融公社(IFC)及び多数国間投資保証機関(MIGA)と共に世界銀行グループとして初のビジネスセミナー「世界銀行グループ アフリカ投資ビジネスセミナー」を開催しました。そのフォローアップとして、特定の国やセクターに焦点を当て、テレビ会議を使ってアフリカ各国の世銀グループ事務所から最新の情報をご紹介するセミナーシリーズ「アフリカビジネス テレビ会議シリーズ」を開始し、10月3日、第1回「ナイジェリアにおけるビジネス」を開催しました。
この度、日本政府・開発機関との協議のため来日したジャマール・サギール世界銀行アフリカ地域総局シニア・リージョナル・アドバイザーが、アフリカにおける水資源、エネルギー、運輸の3セクターに焦点を当て、アフリカが直面する課題、気候変動に強い将来に資するための世界銀行の取り組み、現在実施中のプロジェクト事例、今後の展望などを、日本企業の皆様を対象にご紹介するビジネスセミナーを開催しました。
当日の資料
報告
ジャマール・サギール 世界銀行 アフリカ地域総局 シニア・リージョナル・アドバイザー 2014年7月より現職。2010年-2014年、アフリカ地域総局持続可能な開発担当局長として、サブサハラ・アフリカにおける世銀ポートフォリオすべてが貧困削減と、持続可能で気候変動に強い将来に資するものとなるよう責任を担った。2001-10年、持続可能な開発総局エネルギー・運輸・水担当局長。チュニジアおよびカナダ・ケベック州の政府にて、民営化、エネルギー、インフラ分野の上級顧問を務めた後、1990年に世銀入行。以来、アフリカ、ラテンアメリカ、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、中東・北アフリカの様々な民間セクター開発、民営化、業務再編において上級顧問として主導的役割を担った。1998年、インフラ整備グループにおいて、都市の水と衛生問題担当セクター・リーダーに任命され、1999年にセクター・マネージャに昇進。 |