世界銀行では、技術イノベーション、市民参加、資産証明・追跡、オープンデータ、産業におけるITの活用などの分野で、高品質かつグローバルな専門技術を世界銀行の融資・分析業務において効果的に積極的に活用するため、あらかじめ公募プロセスを経て選定されたICT関連のコンサルティング企業14社との間で調達に関する「フレームワーク/アンブレラ・アグリーメント」を締結し、調達や支払い手続きの簡素化、報告書など成果物の効率的な共有などを図っています。
この度、本取り組みの担当者であるグルチャラン・シン世界銀行上級調達専門官(交通・ICTグローバルプラクティス)が来日し、フレームワーク/アンブレラ・アグリーメントがどのように結ばれたのか、世銀業務の中でどのように機能しているのか 日本企業がこれから参加するための留意点などをご説明するセミナーを開催しました。
なお世界銀行では現在、世界銀行が融資を提供する案件における機材、機器、土木工事やコンサルティング・サービスなどの調達に関する政策の見直しを進めています。ウェブサイト上で皆様からのご意見をお待ちしている他、見直し作業の担当者が11月6~7日に来日し、東京でコンサルテーション会合を実施する予定です。詳細が決まりましたら別途、ウェブサイト上でご案内します。
当日の資料
追加資料
スピーカー
グルチャラン・シン
世界銀行上級調達専門官(交通・ICTグローバルプラクティス)
1996年世界銀行入行。欧州・中央アジア地域、グローバルICT、交通、水分野などの融資・分析・キャパシティ構築業務における調達を担当。