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マヌエラ・フェッロ


2021年9月、東アジア・太平洋地域担当副総裁に就任。直前は、業務政策・被援助国サービス(企画担当)副総裁として、世界銀行による支援の枠組みや分析業務を統括。直前は、業務政策・被援助国サービス(企画担当)副総裁として、世界銀行による支援の枠組みや分析業務を統括。

ポルトガル国籍。25年以上にわたり、アフリカ・東欧・中南米・中東北アフリカ・南アジアの各地域で、現場での経験を積むと共にリーダーシップを発揮。紛争直後の国や低所得国、所得水準が比較的高い中所得国など様々な国において、創造的な開発の道筋を描いてきた。これまで務めてきた様々なポジションにおいて、時代に応じた支援戦略の見直しを図りつつ、相手国や開発パートナーとの間で豊かな協力関係を構築することで、各国への支援に重点を置く姿勢を貫いており、東アジア・太平洋地域担当副総裁としても、同様の姿勢で臨む所存。

エコノミスト・エンジニアとしての教育を受け、現場と企画・総務部門の双方で職歴を重ねてきた。中東・北アフリカ地域担当時には、貧困削減・経済運営担当局長を務め、エコノミストやガバナンスの専門家から成るチームを統括。ラテンアメリカ・カリブ海地域担当の戦略・業務局長時代には、地域全体の業務・調査分析を所掌。

OPCS(企画部門)在籍時には各国経済担当課長を務め、世界銀行の各国に対する支援戦略や開発政策融資・保証などを総括。マヌエラ・フェッロは、自然災害への備えや災害発生時の対応策の円滑化を図ることをに狙いとしたCAT-DDO(災害発生時に迅速な資金引き出しができる資金枠)やDPF-DDO(経済ショックなどの際に迅速な迅速な資金引き出しができる資金枠)といった新たな支援ツールの開発に従事。今日では、CAT-DDO、DPF-DDOの双方とも、幅広く使われている。

マヌエラ・フェッロは、ヤングプロフェッショナルとして、1994年入行。世界銀行入行前は、リスボン工科大学で工学修士号を取得し、准教授を務めていたほか、米国カリフォルニアのスタンフォード大学で応用経済学分野の修士号・博士号を取得。また、ポルトガル政府において、EU加盟問題に従事していたこともある。マクロ経済、ゲーム理論、国際貿易、労働経済学に関心。

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