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Annette Dixon

アネット・ディクソン

世界銀行グループ人事担当副総裁

世界銀行グループが、新型コロナウイルス感染症からの回復と、環境に配慮した強靭で包摂的な開発の促進において援助受入国を支援する中で、人事業務を統括。トップクラスの人材を育成・配置すると共に、多様性と包摂性に富んだ職場環境により開発の世界で選ばれる魅力ある雇用主として世界銀行グループのブランドを構築し、組織として新たな働き方への移行を加速させている。

現職の前は世界銀行の人間開発（HD）担当副総裁として教育・保健・栄養・人口、ジェンダー、社会的保護・雇用の各グローバル・プラクティスを統括。人的資本指標の導入を含む人的資本プロジェクトを立ち上げた。

それ以前には、世界銀行南アジア地域総局副総裁。同地域における極度の貧困の削減と繁栄の共有促進に向けた世界銀行の取組みを統括し、世界銀行の最大のクライアント国であるインドを含めた8カ国との連携を促進。また、年間100億ドルを超える融資と信託基金を活用したプロジェクトを統括。

南アジア地域担当の前は、予算・業績審査・戦略計画担当副総裁室の戦略計画ダイレクター、中央アジア・カントリー・ダイレクター、東南アジア・カントリー・ダイレクターを歴任。1999年に世界銀行に入行、ヨーロッパ・中央アジア地域人間開発セクター・ダイレクターを務める。

長年にわたりジェンダーに関する課題に積極的に取り組んでおり、そのリーダーシップの下、女性の労働参加率の向上に取り組む各国への支援が、南アジア地域での優先事項と位置付けられた。人間開発分野では、女性の経済的エンパワーメント・プログラムの拡大を主導。

世界銀行入行以前は、ニュージーランド政府の青少年省チーフ・エグゼクティブをはじめ、セクター政策担当部長、保健省次官、首相内閣庁の保健政策局長、女性問題省政策課長などを務めた。

ニュージーランド生まれ。公共政策修士号。1994～95年、ジョージ・ワシントン大学医療政策管理学ハークネス・フェロー。

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