2023年11月13日-15日に横浜市で開催された第12回アジア・スマートシティ会議において、タイのバンコク都知事と世界銀行は、東アジアの都市が直面する課題についてバンコク市に焦点を当て戦略的な対話を行いました。
バンコク首都庁(BMA)からは、チャチャート・シッティパン知事が代表団を率い、ウィサヌ・サブソンポン副知事、ポーンプロム・ヴィキトレース顧問が同行しました。BMA代表団には、セルムック・ノッパン環境局気候変動戦略セクター長、パンライ・チンチトル国際部長、ヴィーラヌック・ナオワサック外交担当官も加わりました。
世界銀行からは、ミン・チャン東アジア太平洋地域都市・防災・強靭性・土地担当プラクティスマネージャー、マーク・ロバーツリード都市エコノミスト、世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)のリーダーを務めるクリス・パブロ上級都市専門官、シー・フイ・プアコンサルタントが参加し、世界銀行のクライアント各国における専門知識や経験を共有しました。
議論は、大気汚染への対応、手頃な価格の住宅の提供、グリーンボンドの発行、持続可能な開発のための官民パートナーシップ(PPP)モデルの模索など、重要な課題を中心に行われました。世界銀行とBMAは、都市の熱管理に関する取り組みなど、強靭で低炭素な開発に焦点を当て、緊密に連携しています。