ワシントンDC、2023年9月18日—世界銀行のアジェイ・バンガ総裁と国際通貨基金(IMF)のクリスタリナ・ゲオルギエバ専務理事、モロッコのナディア・フェッタハ・アラウィ経済・財政相は本日、以下の声明を発表した。
「9月8日にモロッコで壊滅的な地震が発生して以来、世界銀行とIMFの職員は、モロッコ当局および専門家チームと緊密に連携して、2023年の年次総会を主催するマラケシュの能力を徹底的に評価してきました。評価で重要な考慮事項は、総会が、重要な救援と復興の取り組みに支障をきたさないこと、および参加者の安全が確保できることでした。調査結果の慎重な検討に基づき、世界銀行とIMFのマネジメント、およびモロッコ当局は、2023年の年次総会を予定通り10月9日から15日までマラケシュで開催し、内容を状況に合わせて調整することで合意しました。
「総会を計画するにあたり、進行中の救援活動を妨げず、犠牲者とモロッコの人々に敬意を払う形で総会を実施することが最も重要です。年次総会は、この非常に困難な時期に、悲劇に直面しレジリエンスを示しているモロッコとその人々を国際社会が支持する機会ともなると信じています。また、すべての参加者の安全を確保することに引き続き取り組んでいきます。」
世界銀行について
世界銀行は極度の貧困の撲滅と繁栄の共有の促進に向けた国際的な努力において重要な役割を果たしている。100か国を超える国々で活動し、各国が開発の最も緊急な課題に対策を講じられるように融資や助言などの支援を提供している。
国際通貨基金について
国際通貨基金(IMF)は、生産性や雇用創出、健全な経済に必要不可欠となる金融の安定と国際通貨協力を促す経済政策を支援することで、全ての加盟国190か国が持続的な成長と繁栄を実現するための取り組みを行っている。IMFは、加盟国によって運営され、加盟国政府に対して責任を負っている。
お問合せ
ワシントン:
David Theis, +1 (202) 458-8626, dtheis@worldbankgroup.org
東京:
開裕香子 +81 (3) 3597 6650 yhiraki@worldbankgroup.org