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スピーチ&筆記録

ジム・ヨン・キム世界銀行グループ総裁による声明 - コンゴ民主共和国(DRC)ジョゼフ・カビラ大統領との会談を終えて

2013年5月22日


ジム・ヨン・キム世界銀行グループ総裁 コンゴ民主共和国(DRC)ジョゼフ・カビラ大統領との会談を終えて キンシャサ, コンゴ民主共和国

スピーチ原稿

カビラ大統領、閣僚の皆様、本日は我々の訪問に対して暖かい歓迎を賜り、心より感謝申し上げます。本日、ここに、国連事務総長とともに、大湖地域に向けて異例ともいえるジョイント・ミッションの初日に当たり、皆様とお会いできたことを大変嬉しく思っています。

事務総長と私は大湖地域へのジョイント・ミッションを強く願っていました。我々は、世界銀行グループと国際連合の協力は可能であり、紛争と治安の混乱に苦しんできた同地域の復興に両機関が極めて大きな貢献を行えることを、可能な限り明確に示し、大湖地域の和平協定の実行を支援したいと考えています。

この地域の動向はアフリカ全体に影響を及ぼします。我々の前には、同地域だけでなくアフリカ大陸全体で極度の貧困 を大幅に削減し、生活水準の向上を図る歴史的機会が開かれています。

世銀グループは本日、コンゴ 民主共和国をはじめとする大湖地域諸国の人々の生活向上を目的に、10億ドル以上の追加融資を行うことを発表します。

この融資は、この地域で長い間紛争に苦しめられてきた多くの家族やコミュニティを対象に、保健、教育、栄養、職業訓練などの基礎的サービスの向上に充てられます。

今回の新規融資により、貿易拡大、電力供給や農業生産の増加、道路など輸送網の改善、平和維持及び大湖地域における経済の活性化が可能になるでしょう。大湖地域の人々もアフリカ大陸の他の地域の人々と同様に、経済の力強い成長の恩恵を享受すべきです。

世銀グループは、長年の紛争から抜け出そうとしている国々への取り組みを強化していく所存です。脆弱国が今の脆弱な状態から繁栄に向かうことができるよう支援していく決意です。

ご清聴、ありがとうございました。

 


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