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プレスリリース2015年12月1日

いちよし証券が開発途上国の地球温暖化問題に対処する「世界銀行グリーンボンド」を販売

(共同リリース:いちよし証券株式会社、 世界銀行)

開発途上国の地球温暖化問題に対処する「世界銀行グリーンボンド」を販売

2015年12月1日 東京ーいちよし証券株式会社(本社:東京都中央区、社長:山﨑 泰明)は、世界銀行(国際復興開発銀行 ム ーディーズ Aaa, S&P AAA)が発行する「グリーンボンド」の売出しを本日より開始いたします。本債券 は、期間5年のインドルピー建て債券です。

グリーンボンドの発行で世界銀行が投資家の皆様からお借りした資金は、地球温暖化問題解決に向けた 世界銀行の様々な地球温暖化対策プロジェクトへの貸出しに活用されます。世界銀行グリーンボンドは、 温暖化に苦しむ開発途上国を支援します。

グリーンボンドで世界銀行が調達した資金は、再生可能エネルギーの導入・エネルギー効率化・効率的 な廃棄物管理(メタンガス削減等)・農業システムの新技術の導入、といった様々な温暖化ガス削減プロ ジェクトに活用されます。さらに、温暖化問題によって既に発生している様々な問題にも対処すべく、 世界で頻発する洪水等の災害を防ぐための森林管理・河川流域管理といったインフラ整備プロジェクト にも活用されています。 

いちよし証券金融商品部長の白石氏は次のように述べています。「債券投資において投資家の皆様が重視することは安定的な金利収入が得られることです。しかしなが ら、今回弊社が販売するグリーンボンドにはもう一つ重要なポイントがあります。それは、投資家の皆 様の資金が地球温暖化問題や貧困問題の解決に活用されることです。世界銀行のグリーンボンドの魅力 は、投資家の皆様の資金がどのようなプロジェクトに活用され、世界各国の人々のためにどうのように 役立っているのかが明確な点です。今回の弊社のグリーンボンド販売が、日本の投資家の世界への社会 貢献の一助となれば幸いです。」

世界銀行財務局駐日代表の有馬良行氏は次のように述べています。 「世界銀行は、いちよし証券などの金融機関と連携し、地球温暖化などの世界規模の問題の解決に向け て継続的に取り組んでいます。世界銀行の途上国への資金貸出の原資は世銀債を通じて世界各国の投資 家の皆様から借り入れています。地球温暖化問題の解決のために、グリーンボンドを通じて日本の投資 家の皆様から継続的なご支援を頂いていることに大変感謝しております。」

発行概要
発行体: 世界銀行 (国際復興開発銀行, IBRD) 発行体格付※: Aaa(Moody’s)/AAA(S&P) 発行額: 14 億 3,100 万インドルピー 発行日: 2015 年 12 月 21 日 償還期限: 2020 年 12 月 22 日 発行価格: 100% 利率: 年率 5.75% ※格付けは、金融商品取引に法基づく信用格付業者以外の格付業者が付与した格付(無登録格付)です。 本債券の条項の詳細につきましては、販売説明書をご覧ください。

世界銀行について 世界銀行(通称 IBRD:International Bank for Reconstruction and Development) は 1944 年に設立が合 意された国際開発金融機関で、現在 188 の加盟国が出資し運営しています。加盟国の公平で持続可能な 経済成長を目指し、地域及び世界規模の経済や環境問題に効果的に対処していくために、IBRD は中所得 国に対し貸出・保証、リスク管理サービスに加え、開発に関わる様々な分野の専門的な分析・助言サー ビスを提供しています。世界銀行の目標は、世界全体の極度の貧困を終結し、すべての人々が共に豊か に暮らせるよう繁栄を共有させることです。世界銀行は貸出資金を調達するために、60 年以上にわたり 国際資本市場で債券(世銀債)を発行しています。詳しくは世界銀行財務局のウェブサイトをご覧ください。

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