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プレスリリース

ミャンマー、世銀・IMF年次総会にて世銀グループと電力支援で合意、MIGA加盟に向け協定に署名

2013年10月12日




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ワシントン、2013年10月12日 – ミャンマー政府は本日、世界銀行グループによる電力支援で合意し、さらにMIGA加盟に向け協定に署名を行った。これにより、経済発展と世界経済への関与の促進が期待される。

ワシントンDCにて行われた式典では、ジム・ヨン・キム世銀グループ総裁ウィン・シェイン財務大臣、世銀のアクセル・ヴァン・トロッツェンバーグ東アジア・太平洋地域総局副総裁が、モン州における近代的で効率的な発電所(106メガワット)の建設に向けた1億4000万ドルの融資に調印した。今回の投資は、ミャンマーの電力推進計画の一環であると共に、世銀グループによるミャンマーのエネルギー・セクターに対する支援の重要な一歩となる。同プロジェクトは、老朽化したガス・タービンを新しいものに交換することにより、同じガスの量で発電量を250%増やすもので、ミャンマー国民に対し、よりクリーンな電力の供給を拡大することが期待される。

「安定した電力供給は人々の暮らしを大きく変えるだろう。人々はビジネスの拡大や雇用創出の機会を得、子供たちは夜間に勉強ができ、医療機関は薬の冷蔵が可能になる」とキム総裁は述べた。「民主化への移行と行政サービス拡充に対するミャンマー政府の決意には、国際社会も大きな期待を寄せている。民主主義の恩恵を享受できるよう、我々もミャンマー政府に協力していきたい」

「ミャンマー政府は電力を国家開発の最優先課題に位置づけており、このプロジェクトは、国民のためにより良い未来を開くという我々の取り組みに重要な役割を果たしてくれるでしょう」とウィン・シェイン財務大臣は述べた。「また、MIGAに加盟できることになり大変喜ばしく思っている。これにより、投資家の皆様とわが国の堅調な成長を分かち合うことができ、ミャンマー国民のために雇用を創出する機会が拡大することが期待される」

同式典にてミャンマーは、世銀のグループ機関である多数国間投資保証機関(MIGA)への正式加盟に向けた大きな一歩を踏み出した。シェイン財務大臣は、本田桂子MIGA長官の立会いの下、ミャンマー政府を代表してMIGA加盟の協定に署名した。

MIGA加盟により、ミャンマーへの海外直接投資はMIGAの政治的リスク保険の対象となる。この保険は、送金制限、収用、契約不履行、戦争や内戦、債務不履行などのリスクから投資を守るもので、ミャンマーの投資家が他の途上国に投資する場合も、そうした投資はMIGAの保険の対象となる。

「我々はこの大きな一歩を歓迎し、ミャンマーのMIGA加盟を心待ちにしている」と本田MIGA長官は述べた。「MIGAは、人々の生活向上に最も大きな成果を出せる市場に力を注いでいる。ミャンマーが国の開放に向けた歴史的な歩みを続ける中、我々はこの国が開発目標を達成できるよう、エネルギー、通信、農業の各分野を中心に、民間投資を活用することで支援していく所存だ」

MIGAへの加盟は、ミャンマーがMIGAに対し、定められた資本金の払い込みを済ませた時点で完了する。

ミャンマー電力プロジェクトに対する今回の無利子融資は、国際開発協会(IDA)により9月24日に承認された。ミャンマーでは、国民の4人に1人以上が貧困ラインを下回る生活を送っており、電力供給率は東南アジアで最低レベルにある。

ミャンマー電力プロジェクトに対する世銀支援と、ミャンマーのMIGA加盟に先立ち、農村コミュニティの350万人を対象とする農村インフラ整備のための全国コミュニティ主導型開発プロジェクトに対し8000万ドルのグラントが決まっている。世銀グループは、財政管理、通信、教育などの優先分野において、将来可能な支援についてミャンマーと協力して準備を進めている。

詳細はこちらをご参照ください。https://www.worldbank.org/myanmar | https://www.miga.org/

 

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