2010年2月23日 東京ー世界銀行は、日本と欧州の投資家向けに日興アセットマネジメント株式会社と協同開発したグリーンファンド向けに、新たに10銘柄のグリーンボンドを発行しました。世界銀行のグリーンボンドは、信用力の高いAAA格付けの世銀債への投資を通じて、世界銀行の途上国における温暖化防止対策プロジェクトへの貸出を支えて頂く機会を、投資家の皆様に提供致します。 詳しくは こちら(英語)をご覧ください。
(グリーンファンドの共同プレスリリース:世界銀行、日興アセットマネジメント株式会社)
世界初、グリーンボンドに投資する世界銀行との共同開発ファンド「SMBC・日興 世銀債ファンド(世界銀行グリーファンド)」を設定 ~地球のために、資産のために、「減らして、増やす」~
2010年1月26日ー日興アセットマネジメント株式会社(取締役会長兼CEO ティモシー・マッカーシー。以下「日興AM」)は、世界銀行(国際復興開発銀行:IBRD 格付け:Aaa/AAA)との協同開発により、世界銀行が発行するグリーンボンドを投資対象に組み入れた「SMBC・日興 世銀債ファンド(愛称 世界銀行グリーンファンド)」を2月19日設定、運用を開始する予定です。募集は、三井住友銀行および日興コーディアル証券にて2月1日から開始します。
世界銀行がグリーンボンドを通じて支援する事業には、代替エネルギーの導入、温室効果ガス排出を軽減する新技術の開発森林再生など開発途上国における気候変動問題に取り組むプロジェクトが含まれており、2008年11月以降、世界銀行は総額約9億6000万米ドルのグリーンボンドを発行しています。
「SMBC・日興 世銀債ファンド」は、グリーンボンドに投資する世界で初めての世界銀行との協同開発ファンドです。AAA格の高い信用力を誇る世銀債への投資を通じて、環境保全活動への取り組みをご支援いただくことが可能となります。地球温暖化問題への対応として二酸化炭素(Co2)などの温室効果ガスのsか右舷と、資産運用の両方を同時に実現する=地球のために、資産のために、「減らして、増やす」がこのファンドのコンセプトです。
「SMBC・日興 世銀債ファンド」は、日興AMが2007年に世界で初めて世界銀行と共同開発した「世界銀行債券ファンド(毎月配分型)愛称:ワールドサポーター」に次ぐ世界銀行との協同開発商品第2弾となります。
世界銀行総裁のロバート・B・セーリック氏は次のように述べています。「気候変動問題への取り組みは、官民双方の資金提供がなされて初めて実現できることであり、次世代への計り知れない支援となる事でしょう。「SMBC・日興 世銀債ファンド」は日本の投資家のみなさまにその一助となる機会をご提供します。投資をすると同時に、次世代の子供たちによりよい地球を残すことができると証明する機会を得られたことを大変うれしく思います。
また、当ファンドの設定に際し、日興AM取締役会長兼CEOティモシー・マッカーシーは次のように述べています。「世界的な環境問題への認識が高まっています。この問題はわれわれの生存をも左右する大変重大なものです。そして問題解決のための事業には膨大な資金と専門性が必要です。世界銀行のように信頼性の高い世界的機関は、リスクを管理しながら様々なプロジェクトへ取り組む力を備えており、世界銀行は世界的危機への対処という点において重要な役割を果たすものと考えます。日興AMは、世界銀行と協同開発したこのグリーンファンドを通じて、投資リターンとリスク管理の実現をめざし、投資家の資金を世界のために役立てる機会をご提供します。」
日興AMは、株式運用中心であった日本におけるSRIファンドの土壌に、債券を投資対象としたファンドを拡充し、その社会的な役割を大きく広げています。今後も日本の投資家のみなさまにさまざまな投資機会をご提供できるよう一層尽力していきます。