ロンドン、2010年2月22日 – 世界銀行と日興アセットマネジメントは、欧州ならびに中東の投資家向けに、新たなグリーンファンドを設定することを発表致しました。このファンドは全額をは、日本と欧州の投資家向けに日興アセットマネジメント株式会社と協同開発したグリーンファンド向けに、新たに10銘柄のグリーンボン世界銀行が発行するグリーンボンド、または世銀債に投資します(市場情勢によっては一部をその他の債券等に投資することもあります)。グリーンボンドの販売を経て、世界銀行が投資家から借り入れた資金は、地球温暖化問題の解決に寄与する発展途上国向けの貸出案件に活用されます。詳しくは英語プレスリリースをご覧ください。
世界銀行(国際復興開発銀行)について
世界銀行(正式名称:国際復興開発銀行)は1944年に設立された国際機関でAAA/Aaa(Moody’s/S&P)の格付を付与されています。その運営は186カ国の出資国(加盟国)による協同組合の形態となっており、世界各国の開発途上国に対してローンならびに保証取引に加え、助言サービスなどの非貸出業務も行います。 これにより、地球の環境の保全と開発途上国の経済成長を両立させた「持続可能な開発」を推進しています。その最終的な目標は、世界中の人々の生活水準の向上ならびにその持続です。 貸出を中心とした上記業務の原資を世界中の投資家から借入れるべく、世界銀行は60年余に亘り国際資本市場で債券(通称:世銀債)を継続的に発行して参りました。その長い歴史の中で、1989年に史上初のグローバル債を発行する等、様々な先進的な金融取引を実現し、最も著名で有力な発行体の一つとしても投資家から評価されています。詳しくは世界銀行財務局のウェブサイトをご覧ください。