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 イベント

世界銀行セミナー「防災の最前線にある保健医療」

2024年6月24日
東京

保健医療システムは、緊急時における最前線では救命医療を提供しています。洪水によるコレラの発生から地震による死傷者や人獣共通感染症に至るまで、保健医療システムは緊急事態によって引き起こされる病気や死亡を軽減する上で、きわめて重要な役割を果たしています。しかし、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが発生する前から、多くの国では医療に対する日常的な需要さえ満たすことができず苦労してきました。気候変動、災害、パンデミック、人口動態の変化により、すでに逼迫している保健医療システムへの圧力はさらに高まることが見込まれます。パンデミックや自然災害をはじめ甚大かつ体系的な危機にあっては、人命の損失や人々の生活への長期にわたる影響を軽減するために、政府が回復力のある保健医療システムに緊急に投資することが必要です。世界銀行の報告書「フロントライン:ショックに備えた保健医療システムの構築」(Frontline: Preparing Healthcare Systems for Shocks from Disasters to Pandemic)では、保健医療システムと他の部門、特にインフラシステムと、より広範な緊急対応および財政ガバナンスの枠組みの相互依存の重要性を指摘しています。

本セミナーでは、公衆衛生と災害リスク管理の連携に取り組む第一線の専門家を迎え、各国における成功事例から学び、既存の情報がどのように革新的なデータ主導の意思決定の基礎になり得るかという観点に基づき、分野を超えた知識と連携の推進を通じ、保健医療システム計画、施設の改善、進化するリスクにさらされた緊急事態への備えと対応をどのように改善しうるか、発展途上国における保健医療システムの強靱性と災害リスク管理への投資における世界銀行の取り組み、この分野における日本の先駆的なアプローチから得た教訓などを取り上げました。

日時

2024年6月24日(月)午後4時~午後5時30分(日本時間)

スピーカー

中川敦寛 
東北大学 東北大学病院 教授

ジュン・レンチェラー
世界銀行 上級エコノミスト

メルセデ・タリヴェルディ
世界銀行 上級データサイエンティスト

 

 

イベント詳細

  • 日時: 2024年6月24日(月)午後4時~午後5時30分(日本時間)
  • 開催形式: ハイブリッド(会場参加またはWebexによるオンライン参加)オンライン参加をご希望の方には、参加登録後、別途Webexリンクをお送りします。
  • 場所(会場参加の場合): 世界銀行東京事務所 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル14階(アクセス方法は、下記「関連項目」をご覧ください)
  • 言語: 英語(日本語への通訳なし)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森 
  • komori@worldbankgroup.org