主催:東京開発ラーニングセンター(TDLC)
背景
阪神淡路大震災の発生から30年となる2025年に先駆け、2024年6月16日から21日にかけて兵庫県姫路市で「防災グローバルフォーラム2024:Understanding Risk 2024(UR24)」が開催されます。日本を含め世界中から数百名の防災に携わる政府関係者、NGO、企業や専門家が集まり、自然災害からのリスクをより理解し、より効果的な行動を可能にするため議論を行います。
世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)は6月20日、本フォーラムにおいて、都市開発ラボ(CPL)と共同で、「データ利活用によるレジリエントな都市のデザイン:日本と他国から学ぶ教訓」をテーマとしたフォーカスデイセッションを開催します。
気候変動や急速な都市化、自然災害など、都市が直面するリスクは高まるばかりです。同時に都市に住む住民のニーズは多様化しています。その結果、行政の課題も複雑になり、自治体だけで課題を解決することはより困難になっています。デジタル化や空間データがどのような変革をもたらすのかをよりよく理解し、活用することは、より持続可能で公平な未来に向けて、都市が情報に基づいた意思決定を行うことに役立ちます。本サイドイベントは、このような観点から知識交換の場を提供するとともに、自治体、民間セクター、市民が協力してネットワークを構築し、都市における共通の課題に対する解決策を共有するきっかけをつくることを目指しています。
概要
TDLCによるこのセッションでは、実務者や関係者が一堂に会し、レジリエントな都市を構築する上でデータが果たす重要な役割について意見交換を行います。また、本セッションは、TDLCが2016年に開始した都市連携プログラム(City Partnership Program: CPP)のパートナー都市と連携して実施します。
09:00-09:05
開会挨拶
09:05-09:15
導入プレゼンテーション:データ利活用によるレジリエントな都市づくり
09:15-09:55
基調対談:都市のレジリエンスをデザインする- 富山市におけるデータを活用したまちづくりと計画
- 富山市長
09:55-10:00
世界銀行都市開発ラボ(CPL)のツールが構築するデータエコシステム
10:00-11:00
パネルディスカッション:レジリエントな都市計画、ガバナンス、復興のためのデータ利活用
- 事例紹介:ケニア、インドネシア、ウクライナ、日本(神戸市)
11:00-11:10
休憩
11:10-12:20
データプランニング・ツールの体験学習と振り返り
12:20-12:25
閉会挨拶
イベント詳細
- 日時: 2024年6月20日(木)午前9時00分~午後12時30分
- 開催形式: 対面式
- 場所: アクリエひめじ 409号室
- 言語: 日英同時通訳付き
- 参加費: 無料
- 参加方法: 事前参加登録は締め切りました。
- お問合せ: 世界銀行 東京開発ラーニングセンター(TDLC) TEL:03-3597-1333
- tdlc@worldbank.org