主催:ジェトロ・アジア経済研究所、世界銀行、朝日新聞社
冷戦体制が終焉してから30年以上が経過し、世界秩序は大きく変わりました。かつて南北問題と呼ばれた先進国と発展途上国の経済格差の様相も、途上国のなかで目覚ましい経済発展を遂げる国々が現れたことで変貌を遂げています。「グローバルサウス」に位置する国々のなかでも、とりわけ人口規模の大きい新興国は、経済面のみならず、国際政治や外交の舞台においても存在感を増しています。
本シンポジウムでは、「グローバルサウス」の新興国が世界秩序の再編にどういった影響を及ぼすのかについて議論します。そもそも「グローバルサウス」は、国際社会において新たな「極」を形成しうる存在なのでしょうか?その中心に位置する新興国は、どのようなリーダーシップを発揮していくのでしょうか?さらに、新興国の台頭が、国際社会における協力体制やグローバルな課題への取組みに与える影響についても議論します。
みなさまのご参加をお待ちしています。
日時
2024年3月6日(水曜)午後2時~午後4時50分(日本時間)
(開場:午後1時30分)
会場
- 会場参加
世界銀行東京開発ラーニングセンター (東京都千代田区内幸町2-2-2富国生命ビル14階)
※感染症拡大等の事情により、オンライン開催のみとなる場合があります。予めご了承ください。 - ライブ配信
Zoomビデオウェビナー
※ WEB会議ツール「ZOOM」を用いて行われます。事前にご利用のPC・スマートフォン等で、ZOOMが利用可能かご確認ください。
プログラム
午後2時~午後2時10分 開会挨拶
米山泰揚 世界銀行 駐日特別代表
坂尻顕吾 朝日新聞 ゼネラルマネジャー兼東京本社編集局長
午後2時10分~午後2時15分 趣旨説明
村山真弓 ジェトロ・アジア経済研究所 理事
午後2時15分~午後2時45分 基調講演I 「インドの台頭と世界秩序への影響」
ハーシュ・パント ロンドン大学キングス・カレッジ 教授、オブザーバー・リサーチ財団 副代表
午後2時45分~午後3時15分 基調講演II 「途上国開発援助における新興国の役割」
西尾昭彦 世界銀行 開発金融担当副総裁
午後3時15分~午後3時25分 休憩
午後3時25分~ 午後4時45分 パネル・ディスカッション「グローバルサウス」の新興国台頭の意味を問う~グローバルな課題への取組みをめぐって~および質疑応答
モデレーター
佐藤千鶴子 ジェトロ・アジア経済研究所 地域研究センター/研究推進部 主任調査研究員
パネリスト
ハーシュ・パント
西尾昭彦
「新しい経済秩序(仮)」
リリ・ヤン・イン 東アジア・アセアン経済研究センター 東南アジア地域主任顧問、国際経済学会連合 事務局長
「アフリカ、グローバルサウス、国際秩序」
武内進一 東京外国語大学 現代アフリカ地域研究センター センター長/教授
「ブラジルは戻ってきた―返り咲いたルーラ大統領の外交」
近田亮平 ジェトロ・アジア経済研究所 地域研究センターラテンアメリカ研究グループ 研究グループ長
「グローバルサウスに対する中国の開発協力」
北野尚宏 早稲田大学理工学術院 教授
午後4時45分~午後4時50分 閉会挨拶
深尾京司 ジェトロ・アジア経済研究所 所長
定員
- 会場参加 50名
※定員に達した場合はライブ配信にかかるご案内をいたしますのであらかじめご了承ください。 - ライブ配信 900名
参加登録
お申し込みは締め切りました。
参加登録締め切り
※会場参加とライブ配信で締め切り日時が異なりますので、ご留意ください。
- 会場参加:2024年2月28日(水)午後1時00分
※ただし、定員に達した場合、事前にお申し込みを締め切ります。 - ライブ配信:2024年3月1日(金)午後1時00分
※ただし、配信可能人数に達した場合、事前にお申し込みを締め切ります。
お申し込みの前に、「ウェビナーご利用条件・免責事項」をご覧ください。
イベント詳細
- 日時: 2024年3月6日(水)午後2時~午後4時50分(日本時間)(開場:午後1時30分)
- 開催形式: ハイブリッド(会場参加またはZoomによるライブ配信)
- 使用言語: 日本語・英語(同時通訳付き)
- 参加費: 無料
- お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森
- komori@worldbankgroup.org