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 イベント

セミナー「世界開発報告(WDR)2023: 移民・難民・社会」

2023年7月6日
東京

共催: 世界銀行グループ、JICA緒方貞子平和開発研究所

世界銀行グループは2023年4月25日、新報告書「世界開発報告(WDR)2023: 移民・難民・社会」(World Development Report 2023: Migrants, Refugees, Societies)を発表しました。同報告書では、世界的に過去に例のないペースで高齢化が進んでおり、多くの国が長期的成長の可能性を実現するため移民への依存を強めていると分析しています。

同報告書は、この傾向について、移民が経済と人々に寄与するまたとない機会と捉えています。富裕国に加え、従来から数多くの移民を送り出してきた中所得国も人口減少に直面しており、労働者や優秀な人材をめぐる世界的な獲得競争が激化しています。一方、大半の低所得国では急速な人口増加が予想され、若者のための雇用創出を急ぐ必要にせまられています。

今回のセミナーでは、同報告書をとりまとめたチームを主導したカイ・トアン・ドゥ世界銀行WDR2023執筆担当共同局長の来日の機会をとらえ、同報告書の主なポイントをご紹介しました。
 

日時

2023年7月6日(木)午後3時~午後4時30分(日本時間)
 

プログラム

基調報告

カイ・トアン・ドゥ
世界銀行 世界開発報告(WDR)2023 執筆担当共同局長

当日の資料:  World Development Report (WDR) 2023 Migrants, Refugees, and Societies(英語、PDF)

討論

リセット・ロビレス
JICA緒方貞子平和開発研究所 研究員

当日の資料:  Reflecting Development Considerations for Those Displaced: Intersections of the WDR 2023 and the Research on Forced Migration(英語、PDF)

小林 洋輔
JICA 国内事業部 次長(市民参加推進担当)兼 外国人材受入支援室長

当日の資料:  WDR 2023 “Migrants, Refugees, and Societies” and JICA’s Work on Migration and Development(英語、PDF)

山形辰史
立命館アジア太平洋大学 教授

当日の資料:  Launch Seminar WDR2023: Migrants, Refugees, & Societies(英語、PDF)

モデレーター

大森功一
世界銀行 東京事務所 上級対外関係担当官
 

基調報告者紹介

カイ・トアン・ドゥ
世界銀行 世界開発報告(WDR)2023 執筆担当共同局長

開発研究グループ リードエコノミスト。脆弱性・紛争・暴力(FCV) 、とくに紛争、犯罪、強制移住に焦点をあてた調査研究に従事。世界銀行の政策研究報告「国境なき暴力: 犯罪と紛争の国際化」(Violence without Borders: The Internationalization of Crime and Conflict)の筆頭著者。マサチューセッツ工科大学で経済学博士号、フランスのエコール・ポリテクニークで修士号を取得。

 

関連

Seminar Highlights World Development Report's Alignment with JICA's Migration and Development Work(英語、JICA緒方研究所ウェブサイト)

Why Countries May Start Competing for More Migrants | World Development Report 2023 (英語、YouTube)

イベント詳細

  • 日時: 2023年7月6日(木)午後3時~午後4時30分(日本時間)
  • 開催形式: ハイブリッド形式(会場参加またはwebexによるオンライン参加)
  • 会場(会場参加の場合): 世界銀行東京開発ラーニングセンター 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル14階 (アクセス方法は、下記「関連項目」をご覧ください)
  • 言語: 英語・日本語(同時通訳付)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森 
  • komori@worldbankgroup.org