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 イベント

世界銀行グループの脆弱性・紛争・暴力(FCV)戦略の進捗と日本、JICAとの連携

2023年2月21日
東京
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共催 世界銀行グループ、国際協力機構(JICA)緒方貞子平和開発研究所

世界銀行グループは2020年2月27日、脆弱性・紛争・暴力(FCV)戦略を新たに作成しました。現状のままでは、2030年までに世界の最貧困層のうち、最大3分の2が脆弱性・紛争・暴力の影響下にある国々で暮らすことになると見込まれる中で、同戦略では、世界全体で極度の貧困を終わらせるには、こうした国々において緊急に行動を起こすことが必要であと指摘しています。危機的状況がこれまでよりも長期化し、人々や経済に深刻な影響が及んでいることを踏まえ、世界銀行グループが初めて策定した本戦略の下で、低所得国と中所得国の両方に対して、特有の課題に対応するために資金と専門知識を駆使した集中的支援を体系的に推進しています。

本セミナーでは、世界銀行のFCV戦略の概略と現在までの進捗状況、そしてJICAの取り組みについてご紹介し、本分野における世界銀行とJICAを含む日本との連携の現況と展望についても取り上げました。
 

日時

2023年2月21日(火)午後4時~午後5時30分(日本時間)
 

プログラム

基調講演 

世界銀行グループFCV戦略の概要と進捗状況

スーキーナ・カーン
世界銀行 脆弱性・紛争・暴力(FCV)担当ディレクター
当日の資料: World Bank Group Engagement in Fragility, Conflict, and Violence (FCV) (英語、PDF)

パネルセッション

JICAのFCV戦略について(FCVアジェンダ全般) 

室谷 龍太郎
JICA ガバナンス・平和構築部 平和構築室長
当日の資料: Building Peaceful and just Societies without fear and Violence(英語、PDF)

難民支援・脆弱国におけるJICAの連携

松永秀樹
JICA中東・欧州部 部長
当日の資料: Partnership of the World Bank and JICA to tackle challenges of fragility, conflict and violence(英語、PDF)

研究の観点から

武藤亜子 
JICA緒方貞子平和開発研究所
当日の資料: Introduction of the Research Project ”Contextualizing International Cooperation to Sustain Peace: Pathways to Adaptive Peacebuilding”(英語、PDF)

ルイ・サライヴァ
JICA緒方貞子平和開発研究所
当日の資料: Adaptive Mediation and Adaptive Peacebuilding in Mozambique(英語、PDF)

スーキーナ・カーン
世界銀行 脆弱性・紛争・暴力(FCV)担当ディレクター

 

関連

世界銀行 脆弱性・紛争・暴力(英語)

世界銀行グループ脆弱性・紛争・暴力(FCV)戦略 2020-2025(英語)

報告書「脆弱性と紛争:貧困との戦いの最前線で」(英語)

 

JICA緒方貞子平和開発研究所

緒方研究所 研究プロジェクト「持続的な平和に向けた国際協力の再検討:適応的平和構築とは何か」
持続的な平和に向けた国際協力の再検討:適応的平和構築とは何か | 研究活動紹介 - JICA緒方研究所

緒方研究所 研究プロジェクト「持続的な平和に向けた国際協力の再検討:適応的平和構築とは何か」成果書籍

  1. Adaptive Mediation and Conflict Resolution 
  2. Adaptive Peacebuilding  

JICAホームページ 平和構築について

イベント詳細

  • 日時: 2023年2月21日(火)午後4時~午後5時30分(日本時間)
  • 開催形式: ハイブリッド形式(会場参加またはZoomによるオンライン参加。オンラインの参加登録をされた方には後日、Zoomリンクをお送りします。)
  • 場所(会場参加の場合): 国際協力機構(JICA)市ヶ谷ビル 国際会議場 〒162-8433東京都新宿区市谷本村町10-5 (アクセス方法は、下記「関連項目」をご覧ください)
  • 定員(会場参加の場合): 30名(先着順)
  • 言語: 英語・日本語(同時通訳付き)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森  
  • komori@worldbankgroup.org