主催 ジェトロ・アジア経済研究所、世界銀行、朝日新聞社
プラスチックによる海洋汚染は今日、深刻な地球環境問題のひとつです。軽くて丈夫なプラスチック製品は人間の生活を便利にしてきましたが、河川や海洋へと流れ出たプラスチックごみが海洋生物に悪影響を与え、生態系への影響が世界体で大きな問題となっています。「持続可能な開発目標(SDGs)」においても、海の豊かさを守ることが目標のひとつとして掲げられています。2022年3月にはプラスチック汚染対策に関する国際条約を締結するために政府間交渉を開始することが国連環境総会で決議され、2022年11月末に交渉が始まりました。
本シンポジウムでは、海洋プラスチックの主たる発生源とみなされているアジアの発展途上国に焦点を当て、プラスチック汚染の現状と対策のための取組みについて議論します。さらに、対策の有効性を高めるためにどういった国際的な支援が行われてきているのか、日本や国際機関に期待される役割は何かについても議論しました。
日時
2023年2月6日(月)午後1時30分~午後4時(日本時間)
プログラム
開会挨拶 午後1時30分~午後1時40分
米山 泰揚
世界銀行駐日特別代表
野村 周
朝日新聞 ゼネラルエディター兼東京本社編集局長
深尾 京司
ジェトロ・アジア経済研究所 所長
基調講演I 「アジアにおける海洋プラスチック問題と対策」 午後1時40分~午後2時10分
小島 道一
ジェトロ・アジア経済研究所 新領域研究センター上席主任調査研究員/ERIA支援室長
基調講演II 午後2時10分~午後2時40分
ベノワ・ボスケ
世界銀行 東アジア・太平洋地域総局 持続可能な開発局長
休憩 午後2時40分~午後2時50分
パネル・ディスカッション 午後2時50分~午後3時55分
小島道一(モデレーター)
ベノワ・ボスケ
ムハマド・レザ・コルドヴァ
インドネシア国立研究革新庁海洋学研究センター上級研究員
大井 通博
環境省 水・大気環境局 水環境課長
小嶌 不二夫
株式会社ピリカ/一般社団法人ピリカ代表
アナ・オポサ
セイブ・フィリピン・シー エグゼクティブ・ディレクター
(順不同)
閉会挨拶 午後3時55分~午後4時
村山 真弓
ジェトロ・アジア経済研究所 理事
イベント詳細
- 日時: 2023年2月6日(月)午後1時30分~午後4時(日本時間)
- 場所: 世界銀行東京事務所 東京開発ラーニングセンター(TDLC)東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル14階
- 開催形式: ハイブリッド形式(会場参加とZoomによるライブ配信)
- 言語: 日本語・英語(同時通訳付き)
- お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森
- komori@worldbankgroup.org