2022年 世界銀行年次総会 イベントレポート
2022年10月12日、世界銀行年次総会の一環で開催されたイベントで、途上国、ドナー国、国際機関の国際的リーダーが、災害リスク軽減を高め、今後の課題に対応するための強靭性構築には何が必要なのかについて活発な議論を展開しました。
このイベントは、世界銀行の都市・防災・強靭性・土地グローバルプラクティス(GPURL)と世界銀行防災グローバルファシリティ(GFDRR)、世界銀行独立評価グループ(IEG)が共催しました。緒方健太郎財務省副財務官は、日本は災害に対する強靭性構築の重要性を文化に根付かせてきたと述べました。
世界銀行独立評価グループ(IEG)がまとめた、世界銀行の災害リスク軽減支援に関する報告書(2010―2020年度)によれば、GFDRRと日本―世界銀行防災共同プログラムを含むパートナーは、分析作業や技術協力に対する支援、世界銀行プロジェクトチームを支援する災害専門家の育成などの取り組みを通じ、災害リスク軽減をより重要な優先事項とするために大きな役割を果たしてきました。
最後に、緒方氏が閉会の辞として次のように述べました。
「日本は、日本―世界銀行防災共同プログラムを通じ、世界銀行やGFDRRと協力し、各国の複合リスクへの緊急対応能力を強化することで、災害への備えの強化支援に尽力しています」
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イベント詳細
- 日時: 2022年10月12日