変貌する援助の流れに関する最新の研究ペーパー(World Bank report A Changing Landscape: Trends in Official Financial Flows and the Aid Architecture)の成果を議論するため、世界銀行東京事務所においてラウンドテーブルを開催しました。
このラウンドテーブルでは、公的資金の流れに関する動きや、過去10年の間に、援助の流れがどのように変化してきたのか、資金量、財源、援助の実施モダリティなどの観点に焦点を当てた議論を行いました。また、公的資金の提供者の数の拡大や援助の細分化、さらには、こうした様々な変化が、ドナーや被援助国にとってどのような意味を持つのか、援助効率に与える影響といった観点についても、専門家による議論が行われました。
モデレーター
澤田康幸
東京大学大学院経済学研究科教授
発表者
西尾昭彦
世界銀行開発金融総局担当副総裁
当日の資料:移り変わる風景: 公的資金フローのトレンドとエイド・アーキテクチャー(PDF)
パネリスト
シィリクリシュナ・ネパール
元ネパール財務省次官(国際協力担当)
園部哲史
アジア開発銀行研究所(ADBI)所長
北野尚宏
早稲田大学理工学術院 国際理工学センター教授
野村周平
慶應義塾大学 医学部 医療政策・管理学教室 特任准教授
東京大学 大学院医学系研究科 国際保健政策学教室 特任助教
(敬称略)