共催 世界銀行、JICA緒方貞子平和開発研究所
共催 世界銀行、JICA緒方貞子平和開発研究所
これまでは、製造業主導の開発が雇用創出と繁栄促進のための伝統的モデルとして機能してきました。しかし過去30年間に、多くの途上国でサービス部門が製造部門よりも速いペースで成長を遂げており、2019年、途上国のサービス部門は平均でGDPの55%、雇用の45%を占めるに至りました。開発途上国において経済に占める製造業の割合が減少する中、低・中所得国はサービス部門で質の高い雇用機会を拡大しつつ、高所得国に追いつくことができるのでしょうか。今回のセミナーでは、世界銀行が新たに発表した報告書「途上国におけるサービス産業の貢献:サービス主導型開発の可能性」(At Your Services?: The Promise of Services-Led Development) の主なポイントを同報告書の著者が日本の皆様に向けてご紹介しました。
2021年12月3日(金)午前11時―午後12時30分(日本時間)
報告
ガウラヴ・ナイヤー
世界銀行 金融・競争力・イノベーショングローバルプラクティス 上級エコノミスト
メアリー・ホールワード=ドレマイア
世界銀行 金融・競争力・イノベーショングローバルプラクティス 上級経済アドバイザー
当日の資料: At Your Service? The Promise of Services-Led Development (英語、PDF)
コメント
原田徹也
JICA緒方貞子平和開発研究所 上席研究員
当日の資料: Comments on the World Bank Report “At Your Service? The Promise of Services-Led Development” (英語、PDF)
木村福成
慶應義塾大学経済学部教授、東アジア・アセアン経済研究センター チーフエコノミスト
当日の資料: At Your Service? The Promise of Services-Led Development Comments (英語、PDF)
質疑応答
本セミナーは記録し、後日世界銀行およびJICA緒方貞子平和開発研究所のウエブサイトおよび刊行物に掲載される可能性がございます。