この実務者研修会合(TDD)は、開発途上国の政府・都市開発関係者が文化・クリエイティブ活動(CCA)を通じて包括的な経済開発および都市の市民生活を改善していくための取組みについて議論し、連携を深めていくことを目的としています。
クリエイティビティ(創造性)をもとに都市開発に成功している都市は、概して、①法制度の整備、②インフラ・土地・都市空間の改善、 ③人材育成-スキル向上やイノベーションの推進、 ④エンタープライズ支援、⑤創造的・文化的資産などの分野で都市改善に努めている特徴があります。
参加者はこのTDDを通じて、豊富な文化遺産・クリエイティブ活動を活かしている京都・東京を訪問し、地元の利害関係者がクリエイティブ都市を作り上げたモデルについて学びました。また、お互いの経験や、国内外の様々なクリエイティブ都市の事例についても学びました。 なお、このTDDは、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)と共同で開催されました。(UNESCOのクリエイティブシティネットワークには、いくつかの日本の都市が加盟しています。)