この度、2018年11月に発表した第3弾の報告書「急成長する企業:ファクト、フィクション、新興経済のための政策オプション」(High-Growth Firms: Facts, Fiction, and Policy Options for Emerging Economics)の共著者であるデニス・メドベージェフ世界銀行金融・競争力・イノベーショングローバルプラクティス 企業能力・イノベーション担当プラクティスマネージャーの来日の機会を捉え、同報告書の主なポイントをご紹介するセミナーを開催しました。
プログラム
挨拶
宮崎成人
世界銀行グループ 駐日特別代表
講演
デニス・メドベージェフ
世界銀行 金融・競争力・イノベーショングローバルプラクティス 企業能力・イノベーション担当プラクティスマネージャー
当日の資料: High-Growth Firms: Facts, Fiction, and Policy Options for Emerging Economies (PDF)
討論
中田亮輔
国際協力機構 チーフエコノミスト
園部哲史
政策研究大学院大学(GRIPS)副学長・教授
当日の資料: Comments on High-Growth Firms: Facts, Fiction, and Policy Options for Emerging Economies by Goswami, Medvedev, and Olafsen (PDF)
モデレーター
大森功一
世界銀行 東京事務所 上級広報担当官
スピーカー
イノベーション、起業、企業の能力構築、技術の採用、生産性の促進に関する途上国政府向けの助言に、独自の調査研究、融資・技術協力を通じて携わるマクロ経済学専門家や事務津担当者で構成される企業能力・起業・イノベーションユニットを統括している。これまで経済成長、所得分配ダイナミクス、国際貿易、持続可能な開発目標(SDGs)に関する調査研究に従事し、近年は、企業の成長と生産性に関する調査研究に焦点を当ててきた。これまで、アフリカ、東アジア、南アジア、東ヨーロッパ、ラテンアメリカ・カリブ海地域における政策対話、融資業務、調査分析業務、および開発見通し局におけるグローバル経済の見通し・将来シナリオに関する分析業務にも携わった。査読付き学術誌への論文投稿、著作、共著作、世界銀行報告書など30本以上を執筆してきた。アメリカン大学で博士号を取得。 |