このたび、日本政府の協力により、世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)が作成した報告書「地方自治体の廃棄物管理:政策改変ロードマップ」の出版記念セミナーおよびレセプションを、2018年9月25日(火)16時30分‐18時の予定で、北九州市ステーションホテル小倉にて開催します。
本報告書は、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ブルガリア、日本、ルーマニア、EUの地方自治体廃棄物管理の分析をもとに、廃棄物管理に取り組む企業の皆様に、発展途上国、EU、および日本の地方自治体廃棄物管理政策の策定について理解を深めていただくことを目的としています。加えて、世界銀行のクライアント国に、「廃棄」から環境や資源使用量への影響を低減し、より効率的な製品利用と共にビジネスチャンスを広げる「循環型経済」に移行を促すことも目指しています。「循環型経済」への移行は、規制と政策が的確に実施されれば、堅固な廃棄物市場を生み出します。 本セミナーが、今後アジア、その他の途上国での環境ビジネスの機会創出を検討していただくきっかけになればと願っております。
また、セミナーに続き、途上国13カ国の行政官、世界銀行の廃棄物専門家、案件担当者を含めたネットワーキングレセプションを開催いたします。北九州市の企業・機関の皆様と、途上国行政官や世界銀行の案件担当者と意見交換ができる機会ですので、ふるってのご参加を心よりお待ちしています。スペースが限られておりますので、お早目のご登録をお願いいたします。
プログラムとスピーカー
- 開会のあいさつ
北九州市 - 報告書の概要について
クレメナ・イオンコヴァ 世界銀行上級都市開発スペシャリスト - プレゼンへのコメント
林志浩 地球環境戦略研究機関(IGES)
二コラ・ドイチノヴ 欧州連合(EU)専門家
フランク・ヴァン・ワーデン 世界銀行 主任環境エンジニア - ディスカッションとQ&A
- 閉会の辞