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パキスタン国シンド州政府、国立研究開発法人土木研究所(PWRI)、世界銀行の三者が インダス河下流の河川管理の向上にむけた技術協力の内容について協議

2018年6月19日

東京

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    写真1:シンド州灌漑・電力局の担当者がインダス川下流の灌漑システムを紹介

     

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    写真2:シンド州灌漑・電力局担当者、国立研究開発法人土木研究所研究員、世界銀行職員らが、シンド州政府との河川管理における技術協力の内容について協議

     

    パキスタン国シンド州灌漑・電力局の技術者が来日し、国立研究開発法人土木研究所(PWRI)と世界銀行の担当者と、インダス河下流の河川管理の向上にむけた技術協力の内容について協議を行った。シンド州政府は、主に、土砂堆積のモニタリング、及び土砂輸送モデリング等について課題を抱えており、世界銀行や東京防災ハブの支援を通じて、技術支援・及び能力開発を日本の技術者から期待していると述べた。これに対しPWRIも、インダス河やシンド州政府のニーズに合った具体的な支援内容の提案を行った。今回の技術協力は、現在世界銀行が資金援助を行うSindh Barrage Improvement Program (SBIP) とその追加融資案件の実施に直接貢献することを目的とする。