世界銀行グループは、2030年までに、極度の貧困の撲滅と、各国の下位40パーセントの人々の所得の引き上げを目指し、開発途上国政府に対して融資、技術協力、政策助言を、開発途上国における民間セクターの取り組みに投融資を提供する国際開発金融機関で、世界約140カ国で活動しています。
2018年6月5日から29日まで、石川県の金沢大学図書館にて、写真パネル展「貧困のない世界を目指して:世界銀行グループの取り組み」が展示され、世界銀行グループの概要、2000年に日本政府とのパートナーシップにより設立された日本社会開発基金(JSDF)の概要と成果についてご紹介しました。
JSDFは、途上国の貧困状態にある人々、社会的に最も弱い立場におかれている人々のニーズに直接対応し、持続可能な活動へと発展する可能性の高い社会プログラムを通して、これらの人々の能力を強化し、開発プロセスへの参加を促進するグラントを提供しています。
また今回の写真パネル展の関連企画として、6月25日、金沢大学の学生を対象に、宮崎成人・世界銀行グループ駐日特別代表による講演会「グローバルな開発課題と世界銀行グループ:世界銀行で働くということ」(第6回スーパーグローバル人材育成特別講演会)も開催されました。