世界銀行モーニングセミナー(第1回)は、「南アジア経済報告:雇用なき成長?」をテーマに2018年4月18日午前8時から9時まで開催しました。
世界銀行の各地域総局では半年に1度(春と秋)、地域内の経済概況と展望をまとめた半期経済報告を発表しており、南アジア地域総局については最新版「南アジア経済報告:雇用なき成長?」(South Asia Economic Focus: Jobless Growth?)を2018年4月15日に発表しました。
セミナーでは、世界銀行本部(ワシントンDC)をテレビ会議でつなぎ、マーティン・ラマ世界銀行南アジア地域担当チーフエコノミストおよびロバート・ベイヤー同エコノミストより、同報告書の主なポイントをご紹介しました。
スピーカー(テレビ会議でワシントンDCより参加)
マーティン・ラマ
世界銀行 南アジア地域担当チーフエコノミスト
ロバート・ベイヤー
世界銀行 南アジア地域担チーフエコノミスト室 エコノミスト
当日の資料: South Asia Economic Focus Spring 2018 : Jobless Growth? (PDF)
スピーカー紹介
世界銀行開発経済総局(DEC)でリサーチ業務に10年間従事した 後、ベトナム担当リードエコノミストとしてハノイ事務所に駐在し、2007年から2009年までベトナム担当国別局長代行を務める。2012年10月まで「世界開発報告 2013年版:仕事」執筆担当局長を務めたのち、現職。インドのデリーに駐在中。フランスでマクロ経済学博士号取得。出身国のウルグアイでは国内最大のシンクタンク CINVEの局長、世界銀行での勤務の傍ら2005年までパリ大学で開発経済学担当の客員教授も歴任。 |
2016年、ヤングプロフェッショナルとして世界銀行入行。それ以前は、欧州復興開発銀行(EBRD)および国際通貨基金(IMF)の調査研究業務に従事しつつ、フランクフルト・ゲーテ大学にて博士号取得。 |
関連
2017年10月に発行した前回の「南アジア経済報告」プレスリリース
South Asia Loses Growth Lead, Can Regain through Action
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世界銀行モーニングセミナーシリーズ