主催:世界銀行東京事務所、JICA地球ひろば
主催:世界銀行東京事務所、JICA地球ひろば
2018年3月31日から4月13日まで、国際協力機構(JICA)JICA地球ひろば内で、写真パネル展「貧困のない世界を目指して-世界銀行グループの取り組み-」を開催しました。本写真パネル展では、世界銀行グループの概要とともに、2000年に日本政府とのパートナーシップにより設立された日本社会開発基金(JSDF)の概要と成果について、JSDFの支援を得た活動を通じて受益者が作った手工芸品なども交えてご紹介しました。
世界銀行は、2030年までに、極度の貧困の撲滅と、各国の下位40パーセントの人々の所得の引き上げを目指し、開発途上国政府に対して融資、技術協力、政策助言を提供する国際開発金融機関で、世界約140カ国で活動しています。JSDFは、途上国の貧困状態にある人々、社会的に最も弱い立場におかれている人々のニーズに直接対応し、持続可能な活動へと発展する可能性の高い社会プログラムを通して、これらの人々の能力を強化し、開発プロセスへの参加を促進するグラントを提供しています。
また4月12日夜には、世界銀行とJICA地球ひろば共催によるセミナー「貧困のない世界を目指してー世界銀行グループの取り組み」を実施し、大森功一・世界銀行東京事務所上級広報担当官より、世界銀行の概要、世界銀行とNGOシビルソサエティの連携方法、JSDFの概要と主な成果、NGOシビルソサエティの皆様がJSDFグラントを活用するにはどうすればいいのかなどについてご紹介しました。
大森功一 世界銀行東京事務所 上級広報担当官
大学研究員などを経て、2000年世界銀行入行。東京事務所でNGOシビルソサエティ、大学、企業との連携構築などに従事した後、2010年1月から2014年4月まで、ワシントンの 本部で南アジア地域担当副総裁特別補佐官。2014年5月から再び東京事務所勤務。立命館大学大学院国際関係研究科修士課程、アメリカン大学国際関係大学院修士課程修了。