共催:世界銀行東京事務所、世界銀行東京防災ハブ
共催:世界銀行東京事務所、世界銀行東京防災ハブ
建築規制は災害リスクの削減に重要な役割を果たします。国際的に認知されている日本の安定した構造的耐力と改良された耐震技術は、過去100年にわたる教訓から得られたものです。日本は災害のたびに建築規制を見直し、運用方法を改善してきました。改善は今後も継続して行われますが、日本の絶え間ない努力と具体的なアプローチは、建築環境に関する災害リスクの軽減方法を模索する他の国々が参考にする教訓となりえます。
本セミナーでは、国土交通省からご協力をいただき世界銀行東京防災ハブがまとめた報告書「建築規制を活用した防災:災害の経験を踏まえた安全な建築環境づくり-日本の経験(Converting Disaster Experience into a Safer Built Environment: The Case of Japan)」の内容を発表します。セミナーではこの報告書でとりあげた重要な論点、教訓をご説明するとともにフィリピンが日本の協力を得て現在進めている、国の建築基準、運営規定の改善についてもご紹介、議論します。
報告書「建築規制を活用した防災:災害の経験を踏まえた安全な建築環境づくり – 日本の経験」(英語、PDF)
開会挨拶
宮崎成人
世界銀行グループ 駐日特別代表
講演
トーマス・ムーリエ
世界銀行 防災グローバル・ファシリティ(GFDRR)上級基準開発専門官
佐藤英明
国土交通省 住宅局建築指導課 建築技術政策分析官
カレン・ジメノ
フィリピン 公共事業省 次官
モデレーター
迫田恵子
世界銀行 都市・農村・社会開発グローバル・プラクティス 防災専門官
※このセミナーは公開用に録画されます。