2017年9月12〜15日、第1回アフリカ気象大臣会合(AMCOMET)アフリカ水文気象フォーラムがアフリカ連合委員会およびエチオピア連邦民主共和国との共催によって開かれ、政府機関、官民セクター、地方自治体、研究者、開発関連機関、市民社会団体からの専門家500人以上、および30人を超える気象学、水文学、災害リスク管理担当の政府高官や地域機関の幹部が一堂に会しました。フォーラムは、気候変動からの災害に強いアフリカの開発と適応計画立案において、水文気象サービスの強化を柱とするための討論の場となり、代表者たちは既存の戦略の実行から学んだベストプラクティスと教訓を発表し、アフリカが直面する気象、水文、気候変動に関する課題に取り組むための確固とした行動を提唱しました。
東京防災ハブはフォーラムで、日本が水文気象サービスを近代化する中で得た経験について伝え、研究報告書を配布しました。
I. 日本の水文気象サービスの近代化:防災のための教訓
II. 日本の気象サービスの近代化と途上国への教訓
III. 日本の水文サービスの近代化と途上国への教訓
フォーラムでの討論に基づき、世界銀行タスクチーム・リーダーと各国のクライアントは日本の水文気象研究プログラムの下で、水文気象サービスでの官民協力に重点を置いた新たな研究報告書の作成に取り組むことに合意しました。