イベント
世界銀行で働く: 松田康彦 世界銀行上級行政専門官
2016年3月1日東京

松田康彦上級行政専門官が、これまでの経験を元に、世界銀行で働く醍醐味、仕事環境、求められる人材像をご紹介しました。

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世界銀行では、日本人の採用を積極的に行っており、日本人職員が帰国する際に、皆様に世界の開発課題や世界銀行の活動を紹介するセミナーを実施しています。

今回は、世界銀行本部で社会的保護を担当する松田康彦 世界銀行上級行政専門官から、ケニア、ブラジル、フィリピン、パキスタン、ネパールなどで政治分析、行政改革、社会的保護、ガバナンスプロジェクトを担当した経験を元に、世界銀行で働く醍醐味、仕事環境、求められる人材像をご紹介しました。

冒頭、松田専門官より、国別パートナーシップ戦略作成、政策対話、開発政策融資、緊急支援といった世界銀行での業務の流れの中で自分がどのような役割を担ってきたか、ケニア、ブラジル、フィリピンネパールでの例を挙げて説明しました。また、現在従事する社会的保護、労働の分野といった自身にとって新しい分野に移った経緯として、ガバナンスよりも受益者に近い分野であったことを挙げ、ネパールでの社会保障制度改革の例を挙げ、世界銀行の業務を説明しました。最後に、世界銀行で働く職員の実例を挙げながら、世界銀行で働くために必要な資質を紹介しました。

スピーカー

松田康彦 世界銀行上級行政専門官

<略歴>
1996年、ヤング・プロフェッショナル・プログラムで入行。ワシントン本部勤務のほか、ケニア、ブラジルにて政治分析、行政改革専門家として勤務し、2006年から2013年までフィリピンで行政改革、ガヴァナンス関係の仕事を担当。現在は、社会的保護・労働グローバルプラクティスで勤務。パキスタン、ネパールで政策研究やプロジェクトの準備を担当。昨年のネパールの大地震の直後は社会的保護・労働チームリーダーとして世銀の震災後の対応に参加。神奈川県出身。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。米国ピッツバーグ大学で国際政治経済、中南米の比較政治学を専攻、政治学博士取得。

 

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イベント詳細

日時:
2016年 3月1日(火)
午後6時30分~午後8時

場所:
世界銀行東京開発ラーニングセンター
東京都千代田区内幸町2-2-2
富国生命ビル10階
地下鉄三田線内幸町駅直結、千代田線・日比谷線・丸の内線霞ヶ関駅C4出口下車
地図

言語:
日本語

お問合せ:
世界銀行東京事務所
ptokyo@worldbank.org
TEL: 03-3597-6650


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