世界銀行開発経済総局(DEC)では、インパクト評価の活用を通じて客観的根拠(エビデンス)に基づく公共政策の立案と実施を進め、組織的なキャパシティーと動機付けを強化するため、開発インパクト評価(DIME)を進めています。DIMEでは約50カ国で170件以上のインパクト評価を行い、政策における因果関係を解明するため研究者と政策立案者の連携をはかり、政策の適応、途中段階での是正、スケールアップのために客観的根拠の活用を推進しています。
この度、アリアナ・レゴヴィーニ開発経済総局(DEC)開発インパクト評価(DIME)担当マネージャーの来日にあたり、DIMEの活動、とくにインパクト評価や相手国政府のキャパシティビルディングをどのように進めているかなどについてご紹介するセミナーを開催しました。
当日の資料
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スピーカー
アリアナ・レゴヴィーニ 世界銀行開発経済総局(DEC)開発インパクト評価(DIME)担当マネージャー アフリカ地域総局においてアフリカインパクト評価イニシアティブを創設し、世界銀行業務の結果を体系的にモニターする初のシステムであるアフリカ結果モニタリング・システムを開発。2009年より、開発経済総局(DEC)。世界銀行入行以前は、米州開発銀行で貧困ユニット担当チーフ代行、ラテンアメリカ・カリブ海経済学協会(LACEA)不平等・貧困ネットワークのコーディネイターを務める。米メリーランド大学、アメリカ・カトリック大学で経済学を学ぶ。ウェブサイト |
コメンテイター
中室牧子 慶應義塾大学総合政策学部准教授