2014年度(2013年7月~14年6月)のエネルギー分野における支援は過去最大級の94億4500万米ドルに達し、その3分の2は深刻なエネルギー不足に直面するサブサハラ・アフリカ地域および南アジア地域に向けられました。また、再生可能エネルギーに対する支援については2014年度の支援総額は36億ドルに達しました。2013年度に大規模水力発電プロジェクトが多数承認されたため、再生可能エネルギーに対する支援が増加しましたが、民間セクター向けの投融資を行う世界銀行グループ・国際金融公社(IFC)による支援を中心に太陽熱、風力、地熱エネルギーも多くを占めました。
世界銀行グループでは、アニータ・ジョージ エネルギー&採掘グローバルプラクティス シニアディレクターの来日にあたり、再生可能エネルギーに対する支援の現状と今後の方向性、日本企業にとってのビジネス機会についてのセミナーを開催しました。
プログラム
開会挨拶
塚越保祐 世界銀行グループ駐日特別代表
説明
アニータ・ジョージ 世界銀行グループ エネルギー&採掘グローバルプラクティス シニアディレクター
質疑応答
閉会挨拶
水野哲昭 国際金融公社(IFC)東京事務所長
当日の資料
Boosting Renewable Energy Financing (PDF)
アニータ・ジョージ |
会場の様子 |
スピーカー
アニータ・ジョージ
世界銀行グループ エネルギー&採掘グローバルプラクティス シニアディレクター
1991年、世界銀行入行。国際金融公社(IFC)インフラストラクチャー局主任投資担当官、IFCインフラストラクチャー・資源担当局長を経て2014年より現職。
世界銀行グループのエネルギー&採掘セクターにおける融資、助言、知識サービス、エネルギー戦略の実施、エネルギーセクター管理支援プログラム(ESMAP)などを担当。シーメンズ・フィナンシャル・サービスでインドにおけるテレコム、電力、交通セクターの代表、インド鉄鋼公社の管理職なども歴任。
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